人道医療支援を行うNGO世界の医療団のIT支援に、専門スキルを持つ会社ranryuが、社会貢献活動の一環として無償協力

世界の医療団

誰もが快適にサイトを利用できる環境と、悪意ある攻撃から活動を守る堅牢なセキュリティ体制の構築がプロボノ協力により実現しました

世界の医療団 日本(理事長:横森佳世 東京都港区)は、国際NGOとしてネットワークを通じ世界70ヶ国以上で医療支援を行っています。
この度、株式会社ranryu(代表取締役社長:崎山康平氏、https://www.ranryu.co.jp/、本社:東京都港区、以下ranryu)による、無償のIT強化支援を受け、ITインフラ全体のセキュリティ強化策の立案と導入支援、並びに運用サーバーの現状分析と改善が完了しました。

数年前からNGO業界内では、ウェブサイトの不正侵入などによって、ウェブサイトの閉鎖・再構築に追い込まれる事例が発生しており、世界の医療団でもセキュリティ強化は喫緊の課題となっていました。ところが、ITに詳しい知見を持つ人材は組織にはおらず、ウェブサイトを制作した会社はすでに解散していました。IT分野での高い専門性を持つranryuは、世界の医療団の各地での医療支援活動に共感し、無償での強化支援を申し出ていただきました。

崎山社長は、
「世界の医療団様は、国籍や思想の壁を越えて人々が医療を受ける権利を将来にわたって守る、大変崇高な活動をされています。医療が人々の健康と安心な社会生活の基盤であるように、私たちranryuは、デジタルの安全を守ることで、人々が安心して未来を創造していくことを支援しています。
『人々の安全を守り、安心した社会を実現する』という共通の理念のもと、30周年という大きな節目を迎えられた世界の医療団様のこれまでの歩みと、これからの未来を見据えた活動を支える皆様が、安心して支援・活動できる環境を整えたいという強い想いで、今回ご協力させていただきました。
世界規模で活動され、寄付という形で大切な資金をお預かりするウェブサイトは、利便性を損なうことなく、極めて高い安全性を維持する必要がありました。私たちはその両立を最大のテーマとし、誰もが快適にサイトを利用できる環境と、悪意ある攻撃から活動を守る堅牢なセキュリティ体制の構築に尽力いたしました。
この度のIT基盤強化が、日々世界各地で人々の命と健康のためにご尽力されている医療従事者の皆様、そしてその活動を支える全ての方々の助けとなり、皆様がITの不安から解放され、本来の使命に一層集中できる一助となることを願っております」
と話します。

日ごろからIT支援によって得た収益を、ソーシャルなスタートアップや小規模の組織支援にあてるなど、社会貢献への意欲が強く、今回の作業にあたっても、多大な労力と時間を割いて貢献いただきました。

世界の医療団は強化されたIT基盤をベースに、今後もさらに、災害や紛争などで医療につながれない人々に、質の高い医療を届けられるよう、尽力していきます。

【株式会社ranryuについて】
大企業から小規模企業まで豊富なSIの実績を持ち、それを活かしたWebアプリケーションやプラットフォームの脆弱性診断サービスとその後のシステム改修・ITインフラ改善をワンストップで提供する企業です。2017年設立、国内外のホワイトハッカーやセキュリティ資格保有者が在籍。セキュリティ診断からシステムコンサルティング、開発、運用支援まで一貫したサービスを通じて、安全・安心なICT環境の実現をサポートしています。
URL:https://www.ranryu.co.jp/
 


【世界の医療団について】
世界の医療団は、世界に17の活動拠点を持ち70ヶ国以上で活動する国際NGOです。
自然災害や紛争地域において、人道危機発生時の緊急支援から、その後の長期的な復興支援まで、現地のニーズに即した活動を続けています。世界の医療団 日本は1995年の阪神・淡路大震災を契機に設立され、国内外で医療支援を行っています。
 

 

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