七栗記念病院監修の嚥下食の食事プランが榊原温泉 湯の瀬 ラムちゃんパークで提供開始

学校法人藤田学園

 

七栗記念病院が監修した嚥下食メニューの提供が、9月1日から榊原温泉 湯の瀬 ラムちゃんパーク(三重県津市)で始まりました。嚥下機能が低下している方への食支援に豊富な実績を持つ七栗記念病院が、味・見た目・栄養に配慮し、ラム肉や地元産古代米、新鮮野菜を使用した本格御膳メニューを開発。また、嚥下食調理のための講習プログラムも作成し、湯の瀬調理担当者へ調理指導を行いました。
嚥下食は、医療や介護の現場では身近な存在である一方、一般の宿泊施設や飲食店では提供体制が整っていないのが現状です。高齢者や嚥下機能に不安のある方でも、外出先や旅行先で安心して食事を楽しんでもらいたい―― そんな想いがきっかけで始まった、今回のプロジェクト。旅行・外食のバリアフリー化を進める、観光業界と医療機関の地域連携の新たなモデルとして注目されています。



食養課が開発したメニュー
嚥下障害があると食事のときにむせたり、誤って気管に入ってしまい誤嚥性肺炎を起こす危険があります。そこで大切なのが「嚥下食」です。嚥下食はやわらかさや形に配慮して作られた特別な食事で、安全に食べられるだけでなく、おいしさや見た目の楽しさも大切にしています。
◇お品書き
  • ラム肉とかぶら巻きべっ甲あんかけ(メイン料理・写真中央) 
 (写真 前列右から時計回りに)
  • 里芋の唐揚げ野菜あんかけ 
  • 古代米粥 
  • 青菜の白和え
  • キャベツと鶏ハムの酢味噌和え
  • 古代米のお団子      
  • みかんゼリー


榊原温泉 湯の瀬 ラムちゃんパークについて
湯の瀬は、障がいのある方や介助を必要とする高齢者など、“旅行をあきらめてきた方”も安心して過ごせることをめざして開業された福祉型滞在施設です。名湯・榊原温泉の日帰り温浴施設、高齢者や障がい者の方が安心して旅を楽しんでいただける宿泊施設、ラム×地元食材をテーマにしたレストラン、バーベキュー場、キャンプサイトを併設しています。
宿泊施設は、障がいがある方もご家族と一緒に過ごしていただけるよう、館内全体がバリアフリー設計となっており、介護資格を持つスタッフも常駐。また、介護用ベッドや貸切風呂の介護用リフトなどの福祉用具も完備しています。

湯の瀬リンク
https://sakakibaraonsen.com/

 

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