ゼブラ株式会社(本社：東京都新宿区／代表取締役社長：石川 太郎)は、製図用シャープペン「テクトツゥーウェイ」から、握りやすい金属製のローレットグリップと、下軸が一体になった構造で先端がゆるまないハイエンドモデル「テクトツゥーウェイRO」を、2025年9月29日(月)より全国文具取扱店にて発売します。


「テクトツゥーウェイRO」価格：1本2,750円（税抜：2,500円）シャープペン 芯径：0.5mm 替消しゴム：ゼブラ Aタイプ　軸色：（左より）ダークブラック、グラファイトブラック、ネイビーブラック、メタルシルバー、メタルホワイト　商品名ROの由来：ローレットグリップの頭文字より
 
「テクトツゥーウェイ」は2007年に発売した製図用シャープペンです。スタイリッシュなデザイン性、振って芯が出るフリシャ機能と、フリシャ機能をロックできる機構、低重心で安定した筆記ができる点が人気となり、現在も定番商品として販売されています。
今回、狙ったところに正確に筆記できる精度の高い筆記を実現するため、しっかりと握りやすい金属のローレットグリップと、先端がゆるまないように下軸全体を一体にした構造を採用しました。デザインは落ち着いた軸色とマットな質感で上質感を演出しています。「テクトツゥーウェイ」発売から18年ぶりに、機能面とデザイン面をアップデートしたハイエンドモデルを発売します。（従来品も併売します。）

■今回発売する「テクトツゥーウェイRO」の特長

1. 金属のグリップ部分に細かい凹凸のローレット加工を施すことで、指が滑りにくくしっかりと握ることができます。凹凸の形状は複数のパターンから、しっかりと握ることができて指が痛くなりにくいものをこだわって選びました。
2. 従来品にはなかった下軸一体構造で先端のゆるみを解消し、筆記時の安定感を高めました。
3. 振って芯を出すフリシャ機能と、フリシャ機能をロックできる切替機構、低重心は従来の「テクトツゥーウェイ」そのままに、落ち着いた軸色、さりげないロゴ印刷、マットな質感を基調にした上質感あるデザインにアップデートしました。

ローレット加工されたグリップ 先端がゆるまない下軸一体構造
（上：従来品　下：新商品） 上質感あるデザイン

■シャープペン市場の高まり
少子化の中でも、主な使用者が学生であるシャープペンの市場規模は増加傾向にあります。（※1）
その背景には、以下の2点があると考えられます。
1．教育費の高まり
参議院の経済プリズムコラムによると、少子化に反して1人当たりの教育費は増加傾向にあるという調査結果があります。（※2）勉強道具として使われることの多いシャープペンは、子どもが勉強するときのモチベーションを高めるために高価格でも買い与えやすいアイテムであることが推測されます。
2．YouTuber人気の高まり
近年シャープペンを始めとした文具のこだわりを紹介するYouTubeチャンネルが人気となり、学生の目に触れる機会が増えています。特に高価格のアイテム紹介は、学生が憧れて店頭に買いに行くなど影響力が高まっています。
この2点より近年の「シャープペンの高価格化」が加速し、シャープペンの市場規模が増加していると考えられます。 ※2 出典元：参議院「経済のプリズムコラムNo.16」図2子どもの数と一人当たりの年間教育費の推移　

■テクトツゥーウェイとは
2007年に発売した製図用シャープペンです。軸を振るだけで芯が出てくるフリシャ機能と、フリシャ機能をロックできる切替機能を搭載しています。持ち運び時には、中央のリングを回し、フリシャ機能をオフにすることで、誤って芯が出ることを防ぎます。フリシャ機能オフの状態では、重りが軸の下側で固定されて、低重心で安定した筆記が出来ます。 右「テクトツゥーウェイ ライト」価格：1本825円（税抜：750円）