SAS、World Programming Ltd.に対して起こした裁判で損害賠償を勝ち取る

SAS Institute Japan株式会社

~World Programming Ltd.の不正行為とソフトウェア・ライセンス違反に対し法的責任が認められる~

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、連邦陪審がこのほど、World Programming Ltd.(以下 WPL)がSAS Learning Edition製品の一部をリバース・エンジニアリングして自社のWorld Programming Systemソフトウェア(以下 WPS)を作成し、さらに生産目的のためにSAS Learning Editionを使用したとして、WPLのソフトウェア・ライセンス違反を認める判決が下されたことを発表しました。その結果、SASは損害賠償として2,640万ドルを勝ち取りました。 さらに、陪審はWPLが不正行為に関わったとして、懲罰的損害賠償として別途300万ドルをSASに支払う判決を下しました。また陪審は、WPLがノースカロライナ州の不公正および欺瞞的取引慣行を規制する法律にも違反しているとして、賠償額の3倍をSASに支払うよう命じ、累積の判決総額は7,900万ドルを超えました。SASは次に、WPSの米国における販売または使用の恒久的差止命令を要求していきます。 SASの主任法務顧問を務めるジョン・ボズウェル(John Boswell)氏は、「陪審との証拠共有ができたことで速やかな判決となり、WPLが不公正で違法な行為に明らかに関わったという当社のこれまでの認識の正当性が立証されました。本訴訟を通して、米国はソフトウェア・ライセンス契約の履行を重んじ、交わされた契約事項は遵守されなければならないことが改めて確認されることとなりました。まだ係争中のものもありますが、裁判の大半は結審したため、いつものビジネスに戻り、お客様のビジネス、そしてその先のお客様の生活を変革する革新的なソフトウェアの開発に邁進していきます」と述べています。 SASの訴訟代理人はWomble Carlyle Sandridge & Rice, LLPが務めました。 <SAS Institute Inc.について> SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、75,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。 SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。 *SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。 *2015年10月12日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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