聖徳大学が6月17日に心理講座「教員のための心理学」を開催 -- 児童・生徒をどのように理解し支援していくことができるかを心理学的アプローチから考える

聖徳大学

聖徳大学心理教育相談所(千葉県松戸市)は6月17日(土)に、心理講座「教員のための心理学」を開催する。これは、児童・生徒の指導に悩む教員や、発達障害のある児童・生徒を受け持つ教員、心理学に関心のある人などを対象とした講座。当日は「アサーション・トレーニング」と「発達障害のある児童・生徒の理解と援助方法」について同大教員が解説する。参加費無料。事前申し込み不要。  聖徳大学心理教育相談所は、地域に開かれた心の相談所として子育てや人間関係の悩み、心身の悩みなどさまざまな相談に応じている。また、心理や福祉に関する講演会やシンポジウムなども積極的に開催している。  このたび、児童・生徒の指導に悩む教員や、発達障害のある児童・生徒を受け持つ教員らを対象に「教員のための心理学」を開催する。当日は聖徳大学心理・福祉学部の菅沼憲治教授が、相手を立てつつも自己表現するためのスキルを身につける「アサーション・トレーニング」について解説。また、同学部の山口豊一教授は「発達障害のある児童生徒の理解と援助」の方法について講演する。概要は下記の通り。 ◆心理講座「教員のための心理学」 【日 時】 6月17日(土)13:00~15:30 【場 所】 聖徳大学生涯学習社会貢献センター(聖徳大学10号館)12階 【参加費】 無料(事前申し込み不要) 【定 員】 70名 【主 催】 聖徳大学心理教育相談所、聖徳大学心理・福祉学部心理学科 講話1: 「すこやかなアサーション」  菅沼憲治(聖徳大学心理・福祉学部心理学科長)  日常生活の人間関係において、他者との対人的葛藤は起きて当たり前であり、むしろ、避けたり押さえつけたりすると目的が達成されない。そのような時、相手を立てつつ自己表現する「アサーティブ行動」を実践することで、互いに大事にされていることが伝わる。本講話では、従来のさわやかなアサーション、しなやかなアサーションに加えて、すこやかなアサーションを取り上げる。 講話2: 「発達障害のある児童生徒の理解と援助」  山口豊一(聖徳大学心理・福祉学部長、聖徳大学心理教育 相談所長)  文部科学省(2012)の調査によると、発達障害があり、学習上、行動上で困難さを持っている児童・生徒(子ども)は、6.5%程度いると報告されている。発達障害のある児童・生徒たちは、学習がうまくいかなかったり、行動が思うようにコントロールできなかったり、友人とのコミュニケ―ションがスムーズに取れず、集団生活になじめないことがあるなど、学級内で苦戦を強いられていることがある。本講話では、このような児童・生徒をどのように理解し、どのように支援していくことができるか、一緒に考えていく。 ▼本件に関する問い合わせ先  聖徳大学心理教育相談所  〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550  TEL: 047-308-3887(直通)  心理教育相談所HP:  http://www.seitoku.ac.jp/kenkyujyo/sinri/   【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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