ものつくり大学では、経済的困窮学生に対して本学独自の「緊急支援奨学金」を創設し5月22日に給付。また、独自奨学金、独自の学費納入猶予制度や学生寮費の減免のほか、各教員が工夫を凝らした遠隔授業やメンタルヘルスケアなどを実施しています。

ものつくり大学

ものつくり大学では、アルバイト収入が減少し、経済的に困窮している学生を対象に学業を継続できるよう、大学独自の「緊急支援奨学金」を新設しました。本学独自の「ものつくり大学奨学金」や「生活支援奨学金」についても1人でも多くの学生に支援できるよう、検討しています。また「新型コロナウイルス感染症緊急学生支援金」を創設し寄付の募集を開始しました。 国などの奨学金についても、必要な情報を迅速に学生に提供し相談や申請の支援をしています。 5月13日から開始した遠隔授業も順調に進み、教員の工夫により、すべての授業を年度内で実施する予定です。学生の不安などに対応するため、カウンセラー2名体制で精神的ケアを行っています。  ものつくり大学では、家計の急変等により生活に困窮している学生が学業を継続できるよう、さまざまな支援に取り組むとともに遠隔授業のよい部分を活かし、今後も三密を防ぎながらすべての授業展開に取り組んでいきます。 1.緊急支援奨学金を新設し困窮学生に5万円を給付  アルバイト収入が減少し困窮している学生に対して本学独自の「緊急支援奨学金」を5月11日に新設し、5月22日に5万円を給付しました。  また、緊急支援奨学金の採用が認められない学生のうち、申請内容を鑑み、経済的支援が必要な学生に対して2万円の追加支援を行いました。 2.従来の多くの本学奨学金についても採用枠の拡大を予定  本学独自の奨学金として、本学を支援いただいている大手企業の寄付による「ものつくり大学奨学金」、地元企業で構成する行田さくらロータリークラブの寄付による「さくら奨学金」、生活困窮世帯の学生を対象とした「生活支援奨学金」や本学同窓会の寄付による「ものつくり大学同窓会奨学金」があります。現在、さらに多くの学生に給付できるよう、採用枠の拡大についても検討を進めています。 3.今後も支援を継続拡大するため学生支援の寄付を開始  5月19日には、学生が経済的な理由により修学を諦めることのないよう、これらの学生を支援することを目的とした「新型コロナウイルス感染症緊急学生支援金」を創設し寄付による募集も始めました。すでに本学同窓会から50万円の寄付が行われました。 4.延納や分納により学費の納入を猶予・ドーミトリ(学生寮)の寮費の減免  本学の学納金については4回に分けて分納することができます。  また指定の納入期日から3か月の延納が可能であり、納入が難しい場合は、再延納としてさらに3か月延納することができます。4~6月までの間、ドーミトリ(学生寮)の寮費も減免し、学生を支援しています。 5.国の奨学金等、学生に必要な情報を学生全員に迅速に発信  今年度から開始された高等教育の修学支援新制度や日本学生支援機構の無利子貸与型奨学金など、さまざまな学生を支援する制度について、相談や申請の支援に取り組んでいます。  新型コロナウイルス感染症拡大の影響により世帯収入・アルバイト収入の減少などで、修学の継続に支障をきたす学生等を対象に、緊急で現金給付の支援を行う国の事業(「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』)も活用し学生を支援していきます。 6.学生全員のネット環境をフォローし遠隔授業を実施・ほぼ全員の学生が出席  遠隔授業の実施に当たり、全学生のネット環境調査を行い、Wi-Fiルーター40台を用意し、必要な学生に対して無償で貸与しています。また、ドーミトリ(学生寮)セミナー室にもWi-Fi環境の整備を行いました。 7.夏休み等も利用し年間ではすべての授業を実施  6月29日以降の第2クォータは対面授業と遠隔授業(主に多人数履修の座学系の科目)を併用する予定で、教員がさまざまな工夫を凝らし、夏休み等も利用することで、すべての授業を年度内に実施します。 8.緊急事態宣言中もカウンセラーによる精神的フォローを継続  普段の生活を過ごせないストレスなどの解消のため、カウンセラー2名体制で、メンタルケアカウンセリングを実施しています。特に、ドーミトリ(学生寮)に滞在している学生104人にアンケートを実施し、不安を抱える学生へのケアに取り組んでいます。 ○公式ホームページ  http://www.iot.ac.jp/ ▼本件に関する問い合わせ先 ものつくり大学 広報地域交流係 TEL:048-564-3906 メール:koho@iot.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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