投資行動と社会とのつながりやインパクト可視化の重要性を伝える「シュローダー・サステナブル・ブリッジ」第二回を公開
シュローダー(本社:英国 ロンドン)の日本事業を展開するシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は、サステナブルな社会形成に資する取り組み「シュローダー・サステナブル・ブリッジ」の第二回を公開しました。
シュローダー・サステナブル・ブリッジは、20年以上にわたってESG投資に取り組み、グローバルでESG投資をけん引する資産運用会社シュローダーが架け橋となり、各界のプロフェッショナルが持つサステナビリティに関する知見を紐解き、グローバルにおける自社の知見とともに伝えるものです。さまざまな立場でサステナビリティに取り組み、各界をけん引するプロフェッショナルを相手に、課題や実際の取り組み、そこから見えた展望などについて意見を交わします。
第一回では、「サステナブルな社会をつくる働き方と企業のあり方」をテーマに、SDGsを経営戦略の根幹に据える人財サービスのグローバルリーダーAdecco Group Japan代表 川崎健一郎氏とシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 代表取締役社長 黒瀬憲昭の対談を公開しました。
今回公開した第二回では、「投資はサステナブルな社会のためになるのか」をテーマに、立教大学特任教授で不二製油グループ本社株式会社 CEO補佐 ESG・市場価値創造担当として活躍される河口眞理子氏と、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 執行役員 日本株式運用 副責任者 荒井卓、同社運用部 サステナブルエクイティアナリスト 飯田夏木の3名が鼎談しました。投資行動と社会とのつながりや投資家にとって重要となるインパクトの可視化について話をしています。
■コンテンツ公開先
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/sustainability/schroders-sustainable-bridge/
※第一回は下記からご覧いただけます。
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/sustainability/schroders-sustainable-bridge/1st
■第二回の鼎談内容
・日本はサステナビリティの鎖国をしていた
・投資行動は社会につながっている
・期待されるインパクトの可視化
・「見せかけだけ」かどうか精査が必要
【立教大学特任教授 / 不二製油グループ本社株式会社 CEO補佐 ESG・市場価値創造担当
河口眞理子氏 プロフィール】
一橋大学大学院修士課程修了(環境経済)後大和証券入社。外国株式調査、日本株式調査を経て1994年より大和総研転籍。2010年大和証券グループ本社CSR室長を経て、2011年7月大和総研に帰任、2018年12月~2020年3月まで大和総研研究主幹。4月より現職。企業の立場(CSR)、投資家の立場(ESG投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野サステナビリティ全般に関し20年以上調査研究、提言活動に従事。現職ではサステナビリィの教育と、エシカル消費、食品会社のエシカル経営に携わる。
【荒井 卓 プロフィール】
大手銀行に勤務後、2001年より信託銀行にて外国株式や個人富裕層向け運用業務に携わって以降、複数の運用会社において運用およびプロダクト業務等に従事。2011年に日本株式プロダクトマネジャーとしてシュローダー入社。2015年に運用部プロダクト担当部長、2017年より現職。副責任者として、日本株式ビジネスを統括。
【飯田 夏木 プロフィール】
2017年、ロンドンにてムーディーズのグループ会社でESGリサーチ大手のヴィジオ・アイリス社に入社、ESGリサーチ・アナリスト、日本担当リサーチマネジャーとしてESGリサーチに従事。2020年よりMSCI社ジャパン・ESGマーケット・エキスパートとして日本企業のESGリサーチを担当。2021年11月、シュローダーにサステナブルエクイティアナリストとして入社。
以上
■シュローダー・グループのESGの取組み
「質の高いコーポレートガバナンス体制を確立し、本業を通じて、環境や社会の変化および課題解決に対応する企業は、長期的に企業価値の向上と持続的成長が期待できる」という考えのもと、シュローダーは20年以上、ESGの要素を取り込んだ運用を実践しています。
ESGの観点を加味した運用を通じて、社会や環境にインパクトを与える真の企業価値向上を促すと同時に、社会や経済全体の利益となり、投資収益の拡大にも繋がることを目指しています。
■シュローダー・グループの概要
シュローダー・グループは、資産運用サービスを通じてよりよい未来への貢献を目指す、英国屈指の独立系資産運用グループです。ロンドン証券取引所に上場しています。1804年の創業以来200年以上にわたり、年金基金から機関投資家、個人投資家まで、世界の投資家に、長期的な視点に立ち幅広い投資ソリューションを提供しています。現在、運用資産総額は約128兆円*に上ります。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
※2022年6月末現在。*7,734億英ポンド、1英ポンド=164.98円換算。
※本資料におけるシュローダー・グループとは、シュローダーplcを直接もしくは間接的に親会社とする会社などを言います。