地域医療連携研究の一環として 旧豊明市二村児童館への災害物資備蓄開始
1、背景と目的
両者は地域医療の災害対策について、物資などの支援、相互協力と意見交換などの情報共有、防災・減災活動における人材の育成などの災害対策における連携を強めることおよび、藤田学園の持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環である地域社会の中での『スマートヘルスケアタウンモデル』構築を目的として、地域医療連携に関する基本協定および共同研究講座の設置に関する契約を2022年2月3日に締結しました。
今回は、共同研究を行う『地域医療産学連携共同研究講座』による大規模災害発生時の災害物資備蓄計画の一環として、豊明市と藤田医科大学、およびスギ薬局との連携協力に関する包括協定に基づき、支援物資の一部をスギ薬局の協力を得て、旧豊明市二村児童館に備蓄する運びとなりました。
2、実施内容
本講座では、南海トラフ巨大地震等、大規模災害が発生した場合は、協定を基に連携し、地域住民の皆様を、『医療』を中心に支えられるよう、検討を重ねています。
平常時は、防災に関する市民講座などの啓発活動を、災害時には藤田医科大学病院で重症者を中心に診療を行い、軽症者、軽疾患の方、および慢性疾患で調剤薬が必要な方は、営業を継続しているスギ薬局での対応ができるよう、実現に向け日々検討を重ね改善に取り組んでいます。
その際に必要な物資を吟味し、藤田学園、藤田医科大学、スギ薬局物流センター、豊明市をはじめとした地方自治体施設での備蓄計画を進めています。
3、備蓄物資の一例
・包帯、ガーゼ、絆創膏等 衛生材料
・身体拭き、頭髪洗浄剤、タオル等 ケア用品
・ティッシュ、トイレットペーパー
・紙コップ、皿、箸、スプーン等 食器類
・懐中電灯、電池等 防災用品 など
※上記は一例であり、スギ薬局、豊明市と適宜検討し、備蓄品の見直しを行っていきます。
【旧豊明市二村児童館】
【備蓄在庫状況】