価格は3ヶ月連続で「東京都千代田区」、騰落率は4ヶ月連続で「神奈川県相模原市中央区」がトップに

　「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社：東京都港区、代表取締役社長：川島 直也、以下当社)は、当社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、2022年11月の全国市区町村における中古マンションの相場を調査。坪単価をベースに70㎡での価格に換算した「中古マンション価格」*1および1年前と比較した価格の上昇率を表す「騰落率」のランキング100を発表いたします。


 

• 全国1位は先月と同様、「東京都千代田区」の1億260万円。次いで「東京都港区」の1億26万円。
• 3位も「東京都渋谷区」となり、TOP10の顔ぶれは前月と同様で変動なし。
• 東京都以外の市区では、13位に「武蔵小杉」のある「神奈川県川崎市中原区」がランクイン。
• 首都圏(一都三県)以外でもっとも高かった市区は、20位「京都府京都市中京区」の5,063万円。
• 100位以内の市区で、前年(2021年11月)と比較して価格が上昇したのは86市区。
  なお、3ヶ月前(2022年8月)と比較して価格が上昇したのは58市区、前月と比較して価格が上昇したのは61市区。
• 推定価格が100位以内の市区で、首都圏以外のエリアのトップは以下の通り。
  (北海道／東北／北関東・甲信／北陸／四国は100位までにランクインなし)
  東海　　　　愛知県名古屋市中区(70位)        　3,237万円
  近畿　　　　京都府京都市中京区(20位)　       5,063万円
  中国　　　　広島県広島市中区(85位)　          　2,853万円
  九州・沖縄　沖縄県那覇市(74位)　　　　 3,102万円

■全国市区町村 中古マンション価格騰落率ランキング100
前年(2021年11月)と比較した騰落率からランキングを作成。

• 全国1位は引き続き今月も「神奈川県相模原市中央区」で+33.77%。前年と比較し、70㎡換算の推定価格は約626万円上昇。相模原市は南区も前月に続き2位にランクインした。
• 前年の推定価格との差額がもっとも大きかったのは30位「東京都千代田区」。前年と比較し、約1,153万円上昇した。
• 100位以内の市区の割合は「神奈川県」18%、「大阪府」16%、「東京都」13%、「千葉県」10%、「兵庫県」・「愛知県」各9%。
• 騰落率が100位以内の市区で、各エリアのトップは以下の通り。
  (東北／北陸／四国は100位までにランクインなし)
  北海道　　　　　北海道札幌市東区(14位)　　　 +15.82%
  北関東・甲信　　栃木県宇都宮市(3位)　　　　　+27.91%       　　　　　　  
  首都圏　　　　　神奈川県相模原市中央区(1位)　+33.77%
  東海　　　　　　愛知県名古屋市西区(9位)　　　+19.15%
  近畿　　　　　　大阪府大阪市住之江区 (5位)　    +20.73%
  中国　　　　　　岡山県岡山市北区(49位)　　　 +10.87%
  九州・沖縄　　　福岡県福岡市西区(60位)　　　 +9.50%

*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。
※2022年12月2日現在の自社データより算出。※価格編・騰落率編ともに一万円未満を四捨五入。単位は万円表記。
※推定価格ランキングは2022年11月の販売件数が30件以上ある215全国市区町村、騰落率ランキングは2022年11月と2021年11月の販売件数がそれぞれ30件以上ある179全国市区町村が対象。