アクサダイレクト、入院中の子どもたちとの分身ロボットを通したリモート交流会を、福井・旭川に続き高知で実施 ~コンタクトセンターのある地域3拠点で地域貢献プログラムを実施完了~
●参加する小・中学生は、新型コロナウイルス感染症対策で面会や立ち入りが制限され家族との交流もままならない医療機関の現況や、治療などで自由に外出しづらい中にあって、自分の分身となったロボットを病院から操作し、学校への登校などを3週間にわたり体験。
●期間最終日には、アクサダイレクト社員によるオリジナル絵本の読み聞かせと買い物体験を通してコミュニケーションを深め、交流後に絵本や社員のメッセージ入りカードをプレゼント。
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯美奈子、以下「アクサダイレクト」)は、地域貢献プログラムの一環として、当社が拠点を置く高知センターにおいて、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」 (※) を使ったリモート交流会を2023年2月9日に実施しました。2022年12月に実施した福井、旭川に続き3拠点目での開催となります。闘病のため入院・在宅治療生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、高知センターに勤務するアクサダイレクトの社員が、同じ四国地方にある愛媛県の病院に入院、または分身ロボット体験中に退院され通院治療中の小・中学生の3人と分身ロボットを活用したリモートでの交流会を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、入院・在宅治療中の子どもたちはご家族やご友人との面会が制限されるなど、外部との交流もままならない状況にあります。当社は、このような困難な状況下で病気と闘う子どもたちを励まし、少しでも周りの方々との交流機会を作り闘病を支えたいという想いから、分身ロボットを使った「外の世界の体験」のプレゼントを企画しました。高知では2020年11月に続き、今回が2回目となります。分身ロボットには内蔵カメラとマイク・スピーカーが備わっているため、子どもたちは病院や家庭からご自分で操作して外の世界を見たり会話することができます。
子どもたちには、まず3週間ロボットを貸与し、自分の分身として自由にお出かけをしてもらいました。久しぶりに学校の授業に参加したり、ご家族と団らんしたりと、今まで制限されていたことを分身ロボットを通じて体験してもらうことができました。体験の最終日には、子どもたちの分身となったロボットを高知センターオフィスに招待し、社員との交流会を楽しんでもらいました。
交流会では、社員が作成したオリジナル絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち~The bumble bee and the smiling animals~』( https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book/ )の読み聞かせを行ったあと、分身ロボットで拠点近くのショッピングセンターへ社員と共に出向き、コミックのグッズやコスメなど好みのものを選ぶお買い物のひと時を過ごしてもらいました。分身ロボットから聞こえる声や、手や首を振るモーションを通じて子どもたちの様子が伝わり、まるですぐそこにいるかのようなコミュニケーションが叶い、社員と一緒に交流会を楽しみました。交流会後には、子どもたちが選んだグッズに加え、オリジナル絵本、絵本に登場するキャラクターをあしらったバンダナ、交流会に参加した社員が子どもたち一人ひとりに心を込めて書いたメッセージ入りのカードをプレゼントしました。
プログラム実施後、分身ロボットを活用いただいた小学生からは「久しぶりに学校のみんなに会えてよかった。ロボットの反応機能を使って気持ちも伝えられた。お買い物も楽しかった」との声もあり、学校の先生からは「元気な声を聞くことができてとてもよかった」などの感想をいただきました。
愛媛県立中央病院 小児医療センター西原看護長から「長期療養をしている子どもたちは、数ヶ月にわたる病院の中で非日常の生活を余儀なくされています。薬の影響で変わってしまった容姿を見られたくない子も、オリヒメを通して(在籍校の)音楽発表会や部活動に参加し、まるで“どこでもドア”の扉を開けたみたいに、クラスメイトとの交流を楽しむことができました。コロナ禍でリモート学習が普及して来ましたが、“オリヒメは見たい所を見れる。ジェスチャーで表現出来る”と、大変喜んでもらうことができました。この様な機会をいただき、心より感謝いたします」と、コメントをいただきました。
当社は「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパスのもと、今後も地域社会に根差し、人々に寄り添うCR(コーポレート・レスポンシビリティ=企業の社会的責任)活動に取り組んでまいります。
■アクサダイレクト地域貢献プログラム
「入院中の子どもたちと分身ロボット“OriHime”を通じた交流会」実施概要
福井、旭川拠点において2022年12月に同様の取り組みを行っております。詳細は以下URLよりご確認ください。
https://www.axa-direct.co.jp/company/official_info/pr/2022/221226.html
※遠隔操作型の分身ロボット「OriHime」
オリィ研究所が開発している、育児や介護、身体障害などで通勤や出社が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして全国で使われている分身ロボット。PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、「OriHime」の設置や持ち運びが簡単なところが特徴。「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。
株式会社オリィ研究所 公式HP https://orylab.com/
※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
〔アクサダイレクトのCR(コーポレート・レスポンシビリティ)活動〕
アクサダイレクトでは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、お客さまに寄り添い、お客さまから常に信頼されるパートナーとなることを目指して積極的にCR活動を推進しています。2018 年より認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズとのパートナーシップを通じ、入院中の子どもたちを支えるファシリティドッグの支援活動を継続して行っています。また2020 年より、闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」を使ったリモート交流を各拠点にて行っています。今後も、企業文化の一部としてCR を浸透させていくことによって、「地域社会」、「お客さま」、「社員」、「株主」、「環境」、「サプライヤー」といった主要なステークホルダーに対して責任ある企業としての役割を果たすことを目指してまいります。
アクサ損害保険について
アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているアクサのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
アクサグループについて
アクサは世界50の国と地域で14万9千人の従業員を擁し、9千500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2021年度通期の売上は999億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは68億ユーロ、2021年12月31日時点における運用資産総額は1兆510億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*アクサグループの数値は2021年度時点のものです。