報道関係社各位
　株式会社ピーバンドットコム（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：後藤 康進）は、生成AI「ChatGPT-4」を活用してプリント基板アートワーク設計をサポートするチャットボット「基準書ちゃん」をリリースいたしました。「基準書ちゃん」は、プリント基板設計における多様なルール（基準）とAIを組み合わせることにより、正しい基板設計に導く画期的なツールです。

主な特長
１．生成AI（※）の活用：ChatGPT-4を使用して、ユーザーが基板の設計ルール（基準）を容易に理解し、正しい基板設計が行えるようにサポートします。
２．P板.comの基準書を学習：当社が運営するプリント基板ECサイト「P板.com」が提供する設計基準書、製造基準書等の各種基準書、また創業から20年を越えるサービス提供で蓄積したFAQをAIが解析し、必要な情報をチャット形式で答えます。
※生成AIとは、人工知能が自ら新しいデータやコンテンツを「生成」する技術のことを指します。学習データをもとに、それに似た新しいデータを作り出すことができます。この技術は、デザイン、エンターテインメント、研究など多岐にわたる分野で利用されています。

チャットボット導入のメリット
１．ユーザーによる設計作業の負担軽減：数十ページにおよぶ各種基準書を読解する煩わしさが解消し、基板設計に掛かる時間が大幅に短縮できます。
２．ユーザーサポートの効率化：基準書等に関する問い合わせをAIチャットに置き換えることにより、人によるサポート業務の高度化、効率化を進め、サービス利用満足度を高めます。

近年の背景
近年、IoT、ウェアラブルといった電子機器の需要拡大や、当社サービスをご利用いただく顧客層の広がりにより、サポート窓口への問い合わせが増加しています。生成AIの利用により効率化を図る取り組みは、現状課題への対処であるとともに、更なる価値創造の可能性を探求するものです。
 
「この度、ディープラーニングを用いた高度な解析によって、ユーザーの利便性、当社サポートの効率化を図るツールをリリースしました。今回のリリースはAI関連の「第一弾」と考えており、サービスをリリースしてからが真のスタートと思っています。P板.comユーザー様には、是非一度「基準書ちゃん」をお試しいただき、忌憚のないご意見をお聞かせください。ものづくり業界において、先進技術の活用は未だ多くの可能性を秘めております。当社は、こうした先進技術を積極的に活用し、新たな価値をもたらすことを目指します。」（弊社代表取締役社長 後藤康進）

■関連リンク
◆生成AIチャットボット「基準書ちゃん」：  https://www.p-ban.com/product/spec.html

■会社概要
株式会社ピーバンドットコム
P板.comとは、プリント基板のネット通販のパイオニアとして、プリント基板の設計から製造、実装において試作から量産までをインターネット上で「ワンストップ・ソリューション」に提供する企業です。プリント基板の試作だけでなく、量産も含め大手メーカー様、学校・研究機関様、個人事業主様など、28,000社を越える取引実績があります。

所 在 地 ： 〒102-0076 東京都千代田区五番町 14 五番町光ビル 4F
代 表 者 ： 代表取締役社長　後藤　康進
ホームページ： https://www.p-ban.com/