■本件のポイント■
・「知の拠点」に相応しい社会の変化を見据えた教育組織の構築と時代の変化に対応する教育研究環境の向上を目指し、2026年4月、経済学部の新学科開設と人間科学部の教育改革を行います。
・経済学部「経済データ分析学科」(設置構想中)は、少人数教育、社会のニーズに合致する2つの「政策分析コース」と「市場分析コース」で、データを駆使して国や自治体の政策に生かしたり、ビジネスを成功へと導いていく力を養います。
・新たな学びを展開する人間科学部は、「人間」や「人間が生きる地域・社会」の現在と未来を考える「探究学修」を軸にカリキュラムを構築し、「ウェルビーイングとヘルシー」の向上をめざし、社会に貢献できる実践力を持つ人材を養成します。
神奈川大学(本部:神奈川県横浜市/学長:小熊 誠)は、2026年4月、経済学部に「経済データ分析学科」を開設(設置構想中)し、人間科学部は「探究学修」を軸にした新しいカリキュラムを導入、"探究の人科(じんか)"として新たな学びを展開します。これからも神奈川大学は総合大学としてのスケールメリットを生かし、「YOKOHAMAから未来を変える」をテーマに時代の変化に対応した教育・研究の充実を図って参ります。
(神奈川大学ホームページ)
https://www.kanagawa-u.ac.jp/
■経済学部 経済データ分析学科について
社会が複雑化し、かつ、将来の予想が困難な現代においては様々な客観的なデータを基に課題を抽出していくことが、不可欠です。しかし、単なる数字を意味あるデータとして解釈するためには、経済史、経済制度、経済の論理、プログラミングなどの知識を網羅的に学ばなければなりません。データを駆使して国や自治体の政策に生かしたり、ビジネスを成功へと導いていく力を養います。
名 称:経済学部 経済データ分析学科(設置構想中)
学 位:学士(経済学)
定 員:入学定員80名
設置予定:2026年4月
設置場所:神奈川大学 横浜キャンパス
経済学部ホームページ:
https://www.kanagawa-u.ac.jp/education/faculty/economics/
<学びの特徴>
(特徴1)社会のニーズに合致する2つのコース
*国・自治体のデータを分析し、政策に生かす「政策分析コース」
*経済データから社会を分析し、ビジネスに生かす「市場分析コース」
(特徴2)少人数教育
*入学定員80人をさらに細分化し、基礎理論や分析実践の授業は、15~25人程度の反転授業を実施。ディスカッションやアクティブラーニングで学びを深めます。
(特徴3)日本語・英語ともにコミュニケーションを磨く
*経済専修英語などで国際的感性を磨くほか、日本語によるリーディング・ライティングにも目を向け、ビジネス・政策立案には欠かせない正確な読解力や文章表現力、伝達力 を身につけます。
<主な授業>
「経済データ分析入門」「政策分析実践、市場分析実践」
<養成する人物像>
市場や経済政策に関する深い理解に基づき、変化の激しい現代経済における様々な問題を解決できる能力を伸ばします。変化の激しい現代において、理論とデータに基づいて論理的に思考し、様々な経済的問題に対して実践的に対応できる人材を養成していきます。
<修得できるスキル>
データ分析力、論理的思考力、問題解決力、課題発見力、グローバル視点など、変化の激しい現代においても活躍できるスキルを身につけていきます。
<目指せる職業>
銀行、証券会社、保険会社をはじめとする金融機関、公務員、シンクタンクなどのエコノミストなど
<想定される資格>
証券アナリスト、公認会計士、税理士、中小企業診断士、ITパスポート、不動産鑑定士、統計検定(1~4級、統計調査士、データサイエンス)、基本情報技術者など
■人間科学部 「新たな学び」について
人間科学部は、2006年の開設以来、「こころ・からだ・社会」の側面から「人間とは何か」を学び、グローバル・ローカルな視野と接近してフォーカスする両方の視点から学びを深めてきました。今般、人間科学部は、これまでの教育をより豊かなものに発展させ、フィールドワークやプレゼンテーションなど少人数のグループで複数名の教員が指導していくProject-Based Learning(課題探究型学修)を通し、「ウェルビーイングとヘルシー」の向上をめざし、社会に貢献できる実践力のある人材を養成すべく2026年4月より "探究の人科(じんか)"として新たな学びを展開します。
名 称:人間科学部
学 位:学士(人間科学)
定 員:入学定員350名
設置予定:2026年4月
設置場所:神奈川大学 横浜キャンパス
人間科学部ホームページ:
https://www.kanagawa-u.ac.jp/education/faculty/human_sciences/
<学びの特徴>
(特徴1)一人ひとりの成長をサポートするゼミが充実
(特徴2)自由度の高いコース横断カリキュラムの実施
(特徴3)PBL型の探究学修で仲間とともに活動
(特徴4)フィールドワーク、実験・実習で実学を学ぶ
(特徴5)データサイエンスプログラムでデータ分析力を高める
(特徴6)豊富な資格メニューで多様なキャリア形成
<主な授業>
「人間科学探究Ⅰ・Ⅱ」「人間科学基礎ゼミナール」「人間科学専門ゼミナールⅠa・b、Ⅱa・b」「卒業研究a・b」
<養成する人物像>
社会に貢献できる実践力のある人材
<修得できるスキル>
①自他の健康を創造する力
②多様な他者と関わり、協働する力
③主体的に社会に参画し発信する力
④多様な専門性を繋げて創造的に思考する力
⑤自分の考えや思いを構造だてて伝える力
⑥データを分析し、対象を省察する力
⑦問題を発見し、解決に向けて考え抜く力
→「ウェルビーイングとヘルシー」の向上へ寄与
<取得可能な資格・免許状>
①所定の単位修得で得られる資格
中学校教諭一種免許状(社会・保健体育)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民・保健体育)、社会調査士、認定心理士、GIS学術士、社会教育主事、社会教育士、学芸員
②所定の単位修得または卒業によって受験資格が得られる資格 (※実務経験等が必要)
公認心理師※、JATI認定トレーニング指導者
③在学中の学修と結びつきが強い資格
各種スポーツ指導者、カラーコーディネーター、色彩検定®
※2024年7月時点の情報であり、内容は変更する可能性があります。
▼本件に関する問い合わせ先
企画政策部広報課
TEL:045-481-5661
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/