再生材を100%使用した地中埋設用ケーブル保護管「角型エフレックス(R)」と「エフレックス(R)S」を開発
~エフレックス(R)シリーズでCO2削減や廃プラスチックを含めた再生材利用を推進~
● 再生ポリエチレンを100%使用した「角型エフレックス(R)」と「エフレックス(R)S」を6月から販売● エフレックス(R)シリーズを製造する全工場(平塚・九州・市原)の全電力をグリーン化
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、再生ポリエチレンを100%使用した地中埋設用ケーブル保護管の「角型エフレックス(R)」と「エフレックス(R)S」を6月に開発し、販売を開始しました。
■背景
当社グループは「古河電工グループ環境ビジョン2050」を策定し、脱炭素および水・資源循環型社会への貢献として、バリューチェーン全体で温室効果ガス排出削減や廃プラスチックを含めた再生材の利用を促進することを掲げています。こうしたなか、建設工事の現場において地球環境に配慮した製品へのニーズが高まっていることから、地中埋設用ケーブル保護管エフレックス(R)シリーズで再生ポリエチレンを100%使用した製品ラインナップを拡大する取り組みを行っています。
■内容
当社が長年培ってきた再生材配合技術を活かして、再生ポリエチレンを100%使用した地中埋設用ケーブル保護管の「角型エフレックス(R)」と「エフレックス(R)S」を6月に開発しました。
エフレックス(R)シリーズでは、再生ポリエチレンを利用した製品ラインアップの拡大に加え、製造工場で使用する全電力のグリーン化を推進しており、従来からの平塚工場(神奈川県平塚市)および九州工場(福岡県北九州市)に加えて、市原工場(千葉県市原市)でも実質的再生可能エネルギー由来電力の導入を完了したことで、エフレックス(R)シリーズを製造する全工場の電力がグリーン化しました。エフレックス(R)シリーズは、今後も温室効果ガス排出削減や廃プラスチックを含めた再生材の利用促進などを通じて、社会課題の解決に貢献してまいります。
角型エフレックス(R)
エフレックス(R)S
■地中埋設用ケーブル保護管 エフレックス(R)
ケーブルを地中埋設する際の保護管として使用する波付硬質ポリエチレン管(FEP)です。難燃性の高い「難燃エフレックス(R)」や、継ぎ手付きで曲げ癖矯正不要の「エフレックス(R)S」、多条配管が容易に行える角型の「角型エフレックス(R)」など、建設現場のニーズに応じたシリーズを展開しています。
https://www.furukawa.co.jp/eflex/
『エフレックス』『角型エフレックス』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
■関連ニュースリリース
地中埋設管「エフレックス(R)」を100%再生材化
https://www.furukawa.co.jp/release/2023/fun_20230928.html
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182
■製品に関するお問い合わせ先
電線ケーブル用可とう管路材お問い合わせフォーム:
https://www.furukawa.co.jp/inquiry/eflex/?id=eflex