メンタルヘルスや精神障害への理解促進を図るため、映画『アイミタガイ』とタイアップします

厚生労働省

厚生労働省は、10月10日の「世界メンタルヘルスデー」の普及啓発を図るため、11月1日から全国公開となる映画『アイミタガイ』とタイアップします。

「世界メンタルヘルスデー」は、メンタルヘルスの問題に関する世間の意識や関心を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として定められた国際デーです。厚生労働省では、「つながる、どこでも、だれにでも」をテーマに掲げ、こころを支える輪を広げていきます。

今回タイアップする映画『アイミタガイ』(=「相身互い」)は、大切な友人を失った主人公やさまざまな背景から立ち止まっている登場人物が、周りの人々とのほんの小さなつながりや想いに支えられ、それぞれが前を向いていく姿を描いた物語です。

世界メンタルヘルスデーのイベントのテーマ「つながる、どこでも、だれにでも」との親和性もあり、厚生労働省では、本タイアップを通じ、メンタルヘルスや精神障害への更なる理解促進が図られることを期待しています。 

この啓発ポスターは、各都道府県、指定都市等に掲出される予定です。

 


【作品紹介】
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。

同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。

梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。

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