「がんとの共生」の理解促進を図るため、普及啓発ポスターを作成
厚生労働省は、11月14日(金)から公開中の映画『平場の月』とタイアップしています。その一環として、普及啓発ポスターの作成や特設ページを開設しました。
今回のタイアップは、がんになっても安心して生活し、尊厳を持って生きることのできる地域共生社会を実現することで、全てのがん患者とその家族等の療養生活の質の向上を目指して実施するものです。
タイアップ映画『平場の月』は、主人公(青砥)の中学時代の同級生(須藤)が大腸がんに罹患し、治療による身体の変化や闘病しながら働くことの苦悩、周囲との関わり方の変化など、がんとともに自分らしく生きる須藤の姿と、彼女を支える周囲の人々の様子が描かれています。
厚生労働省は、今回の取り組みを通して、多くの方ががんとの共生について知り、理解を深めるきっかけとなることを期待しています。今回の普及啓発ポスターは、各都道府県、都道府県がん診療連携拠点病院を中心としたがん分野の関係団体等に順次掲出される予定です。
©2025映画「平場の月」製作委員会
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参考情報:今回の取り組みに関係する施策
▶「がん対策基本法、がん対策推進基本計画」について
・がん対策情報(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/gan/index.html
▶がんに関する情報サイト
・がん情報サービス(国立研究開発法人国立がん研究センター)
https://ganjoho.jp/public/index.html
■タイアップ企画の内容
普及啓発ポスターの作成/特設ページの開設等
・特設ページURL
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/tieup/hirabanotsuki.html
■映画『平場の月』作品紹介
妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、
平穏に日々を生活する、青砥健将(あおとけんしょう)。
青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子(すどうようこ)は、
夫と死別し地元に戻ってきた。
再び出逢った二人は、少しずつ、離れていた時を埋めていく――。
ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤。
「お前、あのとき何考えてたの?」
青砥にそう問われ、
「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね、ちょっと」
そう答えた須藤。
再び、自然に惹かれ合うようになった二人。
やがて未来のことも話すようになるのだが・・・。
映画『平場の月』
公開日:2025 年 11 月 14 日(金)
監督:土井裕泰
脚本:向井康介
出演:堺 雅人、井川 遥、
坂元愛登、一色香澄、
中村ゆり、でんでん、安藤玉恵、椿 鬼奴、栁俊太郎、倉 悠貴、
吉瀬美智子、宇野祥平、吉岡睦雄、黒田大輔、松岡依都美、前野朋哉、
成田 凌、塩見三省、大森南朋
主題歌:星野 源「いきどまり」(スピードスターレコーズ)
原作:朝倉かすみ「平場の月」(光文社文庫)
©2025映画「平場の月」製作委員会
映画『平場の月』公式サイト:
https://hirabanotsuki.jp/
公式 X:@hirabanotsuki
公式 Instagram:@hirabanotsuki