国際的デザインアワード「Architecture MasterPrize 2024」。ポラスグループ各社の作品が佳作にあたるHonorable Mentionを受賞しました
本年創業55周年を迎えるポラスグループ(本社:埼玉県越谷市、代表:中内 晃次郎)各社の作品が、アメリカのデザインアワード「Architecture MasterPrize(アーキテクチャー・マスタープライズ、AMP)2024」において佳作にあたる《 Honorable Mention 》を受賞しました。ポラスグループは4年連続で同賞を受賞しています。
■Architecture MasterPrize (AMP)について
優れたデザインを表彰する世界的な建築アワードで、世界中で高品質な建築デザインの評価と公開を促進するために設立されました。建築、ランドスケープデザイン、インテリアデザイン、建材、写真の各分野において、世界最高のクリエイティビティと革新性を顕彰しています。https://architectureprize.com/
■受賞作品の紹介
【縁側テラスのある暮らし】
ポラスガーデンヒルズ株式会社
デザイナー:水野 貴裕
【作品の概要】
全8 棟の分譲住宅。現代日本においては、核家族化によるコミュニティの欠如やIoT普及に伴う交流の場の減少が見られます。そこで、同分譲住宅では、日本でよく見られた昔ながらの「縁側」の団らん風景を現代に見直すことで、コミュニティが生まれるきっかけをつくりました。また、日差しを遮り、風の通り道ともなる「縁側」を採用することで、自然を活用したエコロジカルな住宅となっています。
同作品の受賞歴: London International Creative Competition(2024)、
【セントラルデッキのある暮らし】
ポラスガーデンヒルズ株式会社
デザイナー:志保澤 敦
【作品の概要】
シンボルツリーとウッドデッキを中心とした 3 棟からなる分譲住宅。建物やカースペースの配置、植栽計画等の工夫により、コミュニティゾーンとプライベートゾーンを明確に区分しました。大きな木の下にあるウッドデッキは、3 棟をつなげて住人同士の交流を生み、プライベートな庭では適度な距離感を保ちながら落ち着いた時間を過ごすことができます。その時の気分で使い分けられる 2 つの庭があることで、気ままに暮らし、ご近所同士の関係を育むことができるようデザインしました。
同作品の受賞歴:グッドデザイン賞(2023)、キッズデザイン賞(2023)、
London International Creative Competition(2024)、日本子育て支援大賞(2024)
ポラスガーデンヒルズ株式会社
デザイナー:松井 孝治
【作品の概要】
2 棟の関係性に着目し、深化させた暮らし方やプライベート空間の在り方と街への開き方を提案した分譲住宅。屋根と屋内と屋外のつながりにより、四季折々の陽光と風を感じられる居心地の良い「連居間(つれいま)」が生まれます。 「屋路地(おくろじ)」と連携し、プライベート性を保ちながら外とのつながりを保つ「囲い間(かこいま)」は、リビングダイニングと分けることで、街へつながる多様な暮らしの場を提供する空間を形成します。
同作品の受賞歴: International Design Awards(2024)、
London International Creative Competition(2024)
ポラテック株式会社(POHAUS)
デザイナー:山田 英彰
【作品の概要】
埼玉県の都心部に建つ住宅。和モダンと和風の融合をコンセプトに、やわらかくも力強い千本木格子をファサードに採用。地域の文脈や使う人に寄り添う、数種類の良質な木材や石材を使用した木造住宅です。内装は素材を大切にし、くつろげる空間をデザイン。畳、上質な木材、木格子、石材、鉄などの素材の組み合わせが和のテイストを引き出しています。
【道と広場】
ポラテック株式会社(POHAUS)
デザイナー:齊藤 吉己
【作品の概要】
86.48㎡の敷地に建つ、小さな住宅。1 階は前庭から後庭へと続く通路を設け、通路に面して部屋を配置しました。玄関を通じて前庭から後庭が一望でき、敷地の狭さを感じさせない開放感のある空間構成です。2 階は緑を取り込む大きな窓と、自然光を取り込む天窓が設けられ、広場のような生活空間を創出しました。家具は住民にとって最適な生活環境とするため、分散して配置しています。
同作品の受賞歴: International Design Awards(2024)、
London International Creative Competition(2024)