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聖心女子大学(東京都渋谷区)現代教養学部人間関係学科大槻ゼミナール(担当教員:大槻奈巳教授)の学生らが商品開発に協力したコラボ商品が10月10日(木)~10月20日(日)の期間、販売された。HauS Bake&Cafe 広尾(東京都渋谷区)とのコラボでは、焼き菓子3点の開発に協力。また、自家焙煎珈琲カフェ・グリュック(福岡県久留米市)とのコラボ企画ではコーヒー2種類のパッケージ開発を手掛けた。さらに、販売サイトの準備やSNS等での広報活動、販促活動の企画なども学生らが担当。19日(土)・20日(日)には同大の大学祭「聖心祭」での販売も行い、全商品完売となった。
職業社会学を専門とする大槻ゼミではこれまでにも、さまざまな地域の店舗とコラボ商品を販売している。今回も、新しいターゲット層を獲得し地域振興に繋げたい店舗側と、企業側の視点を養いたい学生の考えから、コラボ企画が実現した。
例年は10月に行われる「聖心祭」で販売してきたが、コロナ禍以降は販路拡大のためWEBでの販売も行っており、販売サイトの準備やSNS等での広報活動なども学生が行っている。
今回のHauS Bake&Cafe 広尾および自家焙煎珈琲カフェ・グリュックとのコラボは、5月から準備を開始。10名のゼミ生(3年生)が、パッケージデザイン、商品開発、販売、広報など担当業務ごとにチームに分かれ、コラボ企画を推進してきた。
コーヒーの販売にあたってはパッケージデザインや販促活動に工夫を凝らしたほか、焼き菓子の販売では商品に対する改善提案等の意見を企業に提示し、それを元にコラボ企画として発売するお菓子を決定。企画の過程では消費者目線しか持っていなかった学生が、企業の企画販売の視点を養い、実際に企画を実現するために学生たち自身がマネジメント方法を編み出していった。
コラボ商品は10月10日(木)からWEBショップで一部販売を開始し、10月19日(土)・20日(日)には聖心女子大学で開催される「聖心祭」でも販売。好評を博し、全商品完売となった。
【教員コメント】
・聖心女子大学 大槻奈巳教授(現代教養学部人間関係学科)
お菓子やコーヒーを通した"安らぎのひととき"をテーマに、 HauS Bake&Cafe 広尾様、自家焙煎珈琲カフェ・グリュック様とコラボ商品を作りました。商品を購入いただいた方には、ぜひゼミ生たちがプロデュースしたコーヒーやお菓子で「安らぎのひととき」を楽しんでいただければと思います。
【学生コメント】
今回の取り組みでは、売上を伸ばす方法や、お客様に喜んでもらうための工夫を模索するのに苦労しました。その中で、コーヒー豆には環境に優しいシンプルなパッケージを採用し、ゼミ生がデザインした華やかなシールを貼ることで見た目の工夫を凝らしました。また、コーヒーやお菓子はゼミ生で試食をし、自信を持って販売できる品質のものを選定しました。
また、購入してくださったお客様に、コーヒー豆のオンラインショップで使用できるクーポンを作成したことも、工夫した点の一つです。そして、コーヒー、お菓子の販売にあたってSNSでの宣伝、聖心祭当日にはチラシ配り、移動販売を行って積極的に宣伝をしました。
実際の商品を手にしたときは、パッケージシールのデザインや印刷、お菓子の梱包などを全てゼミ生で行ったということもあり、企画した商品が形になったことに達成感を感じました。
今回のコラボ企画を通して、お客様からの質問に自信を持って答えることが重要であり、商品を理解し、具体的に説明できることが販売促進に繋がることを学びました。全540個の商品が完売する結果も自身に繋がりました。
【今回販売したコラボ商品ラインナップ(参考 ※全商品完売)】
・コーヒー2種「聖心ブレンド」「広尾ブレンド」
・焼き菓子3種「バナナブレッド」「紅茶といちじくのパウンドケーキ」「レモンスコーン」
https://otsukizm2024.base.shop/items/all
[大槻ゼミナール]
職業社会学を専門とする大槻ゼミでは、職業が人々にとって、社会にとってどのような意味を持っているのかを考え、特に女性が働く社会構造についてジェンダーの視点から学んでいる。
(関連記事)
・聖心女子大学の学生が商品パッケージを開発したお茶を10月17日より販売 -- 現代教養学部・大槻ゼミ×椿宗善のコラボ企画(2020.10.15)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44501.html
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課
小島
住所:〒150-8038 東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL: 03-3407-5076
FAX:03-3407-5929
メール: kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/