運用効率の向上や将来の拡張性・セキュリティ強化を支えるファームウェアバージョンアップを実施 ― ミラーリング機能の拡張や柔軟なネットワーク構成を支援する新機能を搭載 ―


アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、当社ネットワーク機器のOS 「AlliedWare Plus」のファームウェアバージョンアップにより、一部製品の機能拡張を実施し、当社ウェブサイトから当該ファームウェア「Ver.5.5.4-2.3」のダウンロードサービスを1月31日より開始いたします。


今回のファームウェアバージョンアップで実施した主なエンハンスは下記の通りです。

■ スイッチ製品のエンハンス
<ミラーリング機能の拡張による監視の柔軟性向上>

今回のファームウェアバージョンアップにより、スイッチ製品のミラーリング機能がさらに強化されました(※1)。これにより、ネットワーク監視の柔軟性が向上し、トラブルシューティングやパフォーマンス管理が一層効率的に行えるようになりました。以下のような新機能が追加され、運用面での利便性向上を支援します。

- 筐体当たり複数のミラーポートを設定可能に変更
一つの筐体で複数のミラーポートを設定できるようになり、異なるトラフィックを同時に監視できるため、障害時の原因特定が迅速化します。

- スタックポートを経由しないミラーリングに対応
スタックポートを経由せずにミラーリングできるため、監視データの遅延が抑えられ、ネットワーク全体のパフォーマンスを維持できます。

・対象製品:AlliedWare Plus OS搭載の全スイッチ製品

■ ルーター製品のエンハンス
<ポート切り替えに対応し、将来の拡張に対応したネットワーク運用を支援>

AT-ARX200S-GTXにおいて、1G/10G対応LANポートをコマンドまたはGUIで簡単にWANポートに切り替えることが可能となりました。これにより、大容量通信を必要とするネットワーク環境で、アップリンクとダウンリンクの最適化が実現し、効率的なトラフィック管理や負荷分散が可能になります。
柔軟なネットワーク構成が実現でき、トラフィックの増加に応じた拡張が簡単に行えるため、将来的なトラフィック増加にも対応した運用が可能になります。

・対象製品:AT-ARX200S-GTX(※2)

<強化された認証機能で、より細かなネットワークアクセス制御が可能に>
SD-WANルーター AT-ARX200S-GTXが、MAC認証、IEEE 802.1X認証、Web認証をサポートします。ネットワークアクセス制御がさらに充実し、端末の接続認証を柔軟に設定できることで、セキュリティポリシーに基づく制御が簡単に実現可能となります。
例えば、BYOD(個人端末の持ち込み)環境の導入に際して、デバイスごとのアクセス制限やセキュリティ強化を実現します。利用者ごとの権限管理が可能となり、不正アクセスを防止し、ネットワークの安全性向上を支援します。

・対象製品:AT-ARX200S-GTX

<DPI Webカテゴライズ機能に対応:ネットワーク運用の安全を強化>
アプリケーションコントロール(DPI)機能のオプションとして、Webカテゴライズ機能に対応します。本機能を利用することで、DPIエンジンは検査するトラフィックのうち、HTTPおよびHTTPS(TLS)のトラフィックを他の種類のトラフィックと区別して処理し、Webサイトをカテゴリー(Webカテゴリー)ごとに分類できます。これにより、ネットワーク運用の安全性がさらに強化されます。

AT-TQRシリーズ用Webカテゴライズライセンス(※3)
ライセンス名 サポート期間 仕様 価格(税込価格)
AT-TQR-WEB-01 1年 Webカテゴライズライセンス 16,000円(17,600円)
AT-TQR-WEB-05 5年 48,000円(52,800円)
ライセンスの詳細はこちらからご確認いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/wireless/license/

・対象製品:AT-TQRシリーズ

<GeoIPのサポートでセキュリティを向上>
今回のバージョンアップでIPアドレスからその発信元の地理的な位置を特定するGeoIP機能を新たにサポートします。IPアドレスの地理的情報を活用して、特定の地域からのアクセスを制御することが可能になります。
たとえば、企業ネットワークにおいてアクセス元を限定する設定を行えば、不正アクセスや意図しない通信を効果的に抑制でき、より高いセキュリティ対策を実現できます。

・対象製品:AT-ARX200S-GTX、一部のARシリーズ、NFV-APLシリーズ(※4)、AT-AR4000S-Cloud(※4)、AT-TQRシリーズ

●バージョンアップ概要
今回のバージョンアップで追加・拡張したその他の機能やサポート範囲などの詳細については、こちらのリリースノートをご覧ください。https://www.allied-telesis.co.jp/support/
バージョン名:AlliedWare Plus Ver.5.5.4-2.3、Device GUI Ver.2.19.0


※1)今回のミラーリング機能の拡張において、設定方法によっては、ミラーポートでの輻そうが発生する可能性があります。また、設定できる上限はモデル・シリーズごとに異なります。必ず事前にご確認ください。
※2)本機能はハードウェアリビジョン「Rev.C」以降での対応となります。
※3)Webカテゴライズライセンスのご利用には、別途アプリケーションコントロールライセンスの購入が必要です。
※4)NFV-APLシリーズ、AT-AR4000S-Cloudは、2月中旬以降に実施予定のファームウェアバージョンアップでの対応となります。
注) 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。



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<<製品に関するお問合せ先>>
E-mail:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
https://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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