光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新、4月1日より新ブランド「Lightera」が始動

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新し、中間持株会社であるLightera Holding合同会社を設立し、4月1日より新ブランド「Lightera(TM)」(ライテラ)のもとで始動します。

■背景
 これまで当社グループの光ファイバ・ケーブル事業は、当社ファイバ・ケーブル事業部門、OFS Fitel, LLC.(以下、OFS)およびFurukawa Electric LatAm S.A.(以下、FEL)の3事業ユニットで構成され、それぞれの地域で各ユニットが異なる事業特性と強みを生かしつつ事業を展開してきました。情報通信市場は引き続き成長分野であるものの、外部環境の急速な変化にともない社会やお客様の課題も多様化しており、事業環境変化への対応力のさらなる強化が必要となっていました。
 こうした状況のなか、これら3事業ユニットを実質的に統合し、各ユニットが持つ強みをグローバルに最大限に生かし、統一した方針で効率的に事業運営を行い、同市場で収益拡大を図るべく、光ファイバ・ケーブル事業の再編を進めていました。

■内容
 中間持株会社であるLightera Holding合同会社の設立により光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新し、4月1日より新ブランド「Lightera」のもとで始動します。Lighteraはライテラジャパン株式会社(日本)、Lightera, LLC.(米国)、Lightera LatAm S.A.(ブラジル)の3社からなり、Chairman & CEO(会長兼CEO)に当社執行役員常務、FEL社長 兼 OFS会長のFoad Shaikhzadeh(フォアジ・シャイクザデー)、President & COO(社長兼COO)にOFS社長兼CEOのHolly Hulse(ホリー・ハルス)が就任し、8つの本部機能と4つの地域事業(アジアパシフィック、北米、中南米、欧州・中東・アフリカ、特殊ファイバ事業)で構成された組織を運営します。
 Lighteraは、これまで注力してきた光ファイバおよび関連製品の高機能化や光接続ソリューション開発をさらに強化し、グローバル視点での市場主導型イノベーションを加速します。各地域で培った技術力とノウハウを活かし、統一された戦略のもとで迅速な意思決定を行う新たな体制を構築します。そして、生成AI・データセンタ関連や5G/6Gといった成長著しい市場でのプレゼンスを高めつつ、電力、センシング、医療、航空・防衛などの市場の開拓にも積極的に取り組みます。
 これらの取り組みを通じて、ビジョン2030の達成を目指し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、情報インフラの拡充やエネルギー効率の向上など、社会課題の解決にも積極的に取り組んでまいります。そして、付加価値の高い光ファイバソリューションの提供を通じて、お客様に信頼されるパートナーとなり、業界最高水準のサービスモデルを構築しながら、より良い未来の創造に寄与していきます。

ブランド名・ロゴ
 Lighteraというブランド名には、光の力で新時代を切り拓き、科学や文化の可能性を照らし、革新と進歩をリードするという使命感が込められています。ロゴは光を通じて人々を導き、つながりを生む象徴である灯台をモチーフとしており、これまで当社が築いてきた信頼性をもって光技術による明るい未来を実現する決意を示しています。
 
 
関係図
 
マネジメント体制
 
Lightera概要
中間持株
会社
会社名 Lightera Holding合同会社
代表社員 古河電気工業株式会社
設立年月日 2024年10月2日
登録本店所在地 東京都千代田区大手町2丁目6番4号
(常盤橋タワー)
大株主および持株比率 古河電気工業株式会社100%
Lightera Chairman & CEO Foad Shaikhzadeh
President & COO Holly Hulse
主たる事業の本社所在地 アメリカ合衆国 ジョージア州 ノークロス
事業内容 光ファイバ・ケーブル、接続材、光部品、
FTTx・LANソリューション関連製品、
保守システム製品等の製造および販売
事業会社 ライテラジャパン株式会社(日本)
Lightera, LLC.(米国、現OFS)
Lightera LatAm S.A.(ブラジル、現FEL)
 
なお、当社は2026年までにブランドロゴおよびブランドスローガンを含む新コーポレートアイデンティティに切り替える予定ですが、Lighteraは当社に先行して本ブランドロゴおよびブランドスローガンを使用します。
古河電工グループブランドロゴとブランドスローガンロゴは古河電気工業株式会社が商標登録出願中です。
古河電工グループブランドロゴ・ブランドスローガン
 
『Lightera』とLighteraロゴは商標登録出願中です。
 
関連ニュースリリース
光ファイバ・ケーブル事業のグループ内組織再編に伴う会社分割(簡易吸収分割)等のお知らせ
https://www.furukawa.co.jp/release/2024/kei_20240711_1.pdf
コーポレートアイデンティティを一新
https://www.furukawa.co.jp/release/2025/kei_20250303.html

■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
古河電気工業株式会社
ホームページ
https://www.furukawa.co.jp/
代表者
森平 英也
資本金
6,939,500 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-8322 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー
連絡先
03-6281-8500

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