2025年日本国際博覧会でのNTTパビリオンスタッフユニフォームを公開 ~ANREALAGEデザイナー 森永邦彦氏がデザイン~

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)でのNTTパビリオン※1(以下「NTTパビリオン」)において、スタッフが着用するユニフォームを公開いたします。
 世界で活躍するファッションブランド「ANREALAGE」のファッションデザイナー、森永邦彦氏がデザインを担当しています。


【概要】
 NTTグループが、大阪・関西万博に出展する予定のNTTパビリオン※1において、主にグループ社員で構成されるスタッフが着用するユニフォームを、パリコレクションなど数々のショーを含め世界で活躍するファッションデザイナーであるANREALAGEの森永邦彦氏デザインのもと製作しました。  
 ユニフォームは、アウター・ポロシャツ・バッグ・帽子・ロゴバッジの5点で構成され、デザインはもちろんのこと、生地やプリント方法など細部までこだわり、機能性と環境への配慮を両立したものとなっています。

【森永邦彦氏のコメント】
 NTTパビリオンのコンセプト『PARALLEL TRAVEL』に共鳴し、未来のコミュニケーションを服で表現しました。分断や格差を超え、点と点がつながり、感覚を共有することで人間の可能性を拡張する服です。物質ではなく、風のような非物質的な感覚を纏う。服を通じて時空を旅し、遠くの存在とつながる体験を創出しました。
 
 
【アイテムの特徴】
<アウター/ポロシャツ>
 アウターは風を纏う服。身体と服の間に風を送り込み、人体のフォルムを超えた抽象的なシルエットを生み出します。それは“クラウド”のように人々をつなぎ、曖昧な輪郭の中で境界を超えた結びつきを表現します。風が抜けると布にはドレープが生まれ、着る人の体型に沿って優しく変化。インナーのポロシャツもシルエットやディテールのプロポーションを再構築し、性別や体型を問わず着用できる形を追求しました。点群模様は、異なる大きさや色のドットが緩やかに溶け合い、境界を超えて一つにつながる様を表現しています。生地には、通気性・吸水速乾性に優れた「AZEK※2」を採用。また、アウターは電動ファンを内蔵した「空調服Ⓡ※3」となっており、夏場の暑さにも対応する機能性を備えています。製作工程においては、水の使用量を限りなく削減したサステナブルなプリント(FOREARTH※4)を採用し、縫製※5においても日本国内の生産にこだわりました。
 
 
<バケットハット/バッグ/ロゴバッジ>
 ユニフォームに合わせて着用するバケットハットおよびバッグには、日本国内で回収された廃漁網を100%使用して作られた、ケミカルリサイクル糸『MURON※6』の生地を採用しています。また、ロゴバッジには、フォトクロミック生地※7を使用し、屋内と屋外で色が変化する仕掛けが施されています。

 
 
※1 NTTパビリオンに関する情報はこちら:
https://group.ntt/jp/expo2025/pavilion/

※2 AZEKとは
 シキボウ株式会社が提供する素材<AZEK>は、日本古来の宝物殿で用いられた校倉造にヒントを得て1999年に開発された、通気性・吸水速乾性に優れた快適機能素材です。
テキスタイルとしてグッドデザイン賞を受賞し、25年以上にわたり主にユニフォーム用途として採用され、累計販売数量3,000万mを超える代表的な素材です。

※3 空調服Ⓡとは
 2個のファンから服の中に外気を取り込み、汗の気化熱で体を冷やすという、着用された方だけが体感できる全く新しい爽快感を得られる服です。また、「空調服」は株式会社セフト研究所・株式会社空調服の登録商標です。

※4 FOREARTHとは
 京セラドキュメントソリューションズ株式会社が提供する「FOREARTH(フォレアス)」は、水の使用量を限りなくゼロまで削減した捺染インクジェットプリンターです。独自開発の水系顔料インクで多様な生地に印刷でき、素材がもつ柔らかな風合いと、高い堅牢性を両立した水資源に依存しない捺染で、設置場所を選ばず、適地・適量生産により、物流コストや在庫の削減に貢献することでエネルギー消費量とCO2排出量を大幅に削減することに寄与します。

※5 アウター縫製については、サンエース株式会社が担当。ポロシャツ縫製については、シキボウ株式会社のグループ企業である株式会社マーメイドソーイング秋田が担当。

※6 MURON(ミューロン)とは
 モリトアパレル株式会社が提供するMURONは、日本国内で回収された廃漁網を100%使用して作られたケミカルリサイクル糸です。今回、バケットハットおよびバッグの生地には、MURONが緯糸として使用されています。MURONの原料に使われる廃漁網は、日本国内のどの地域から回収されたものかトレースが可能です。

※7 フォトクロミック生地とは
 東レ株式会社が提供するフォトクロミック生地は、同社独自の複合紡糸技術「NANODESIGN®」にて、ナイロン原糸内へフォトクロミック色素を微細に混合することに成功した素材。光(紫外線)を照射すると、色が変わり、光を遮ると元に戻る現象を活用した生地です。

“NTT PAVILION STAFF UNIFORM” VISUAL CREDIT

Designer: KUNIHIKO MORINAGA
Creative Direction: TEPPEI
Photographer: TISCH
Stylist: TEPPEI
Hair: YUSUKE MORIOKA
Makeup: UDA
Model: KOHEI
Model: MIKI EHARA

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この企業の情報

組織名
日本電信電話株式会社
ホームページ
https://group.ntt/jp/corporate/overview/
代表者
島田 明
資本金
93,800,000 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-8116 東京都東京都千代田区大手町一丁目5番1号大手町ファーストスクエア イーストタワー
連絡先
03-6838-5111

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