「リーガロイヤルホテル⼤阪 ヴィニェット コレクション」が4⽉1⽇(⽕)グランドオープン|乃村工藝社は、エントランス・レセプション・パブリック・客室のコンセプト、デザイン・設計、客室・客室廊下の内装施⼯、アート、FF&Eを担当
2025年4⽉1⽇(⽕)、リーガロイヤルホテル(⼤阪)は1 年以上をかけた⼤改装を終え、IHGホテルズ&リゾーツのコレクションブランドの⼀つである「ヴィニェットコレクション」を導⼊し、「リーガロイヤルホテル⼤阪 ヴィニェット コレクション」としてグランドオープンします。前⾝である新⼤阪ホテルを開業して以来、国賓・皇室をはじめ多くのお客様をお迎えし、創業90周年を迎える節⽬となる2025年。ホテルの歴史やアイデンティティを受け継ぎ、周囲に広がる⽔の魅⼒を融合させた、時代を超えて愛される空間へと⽣まれ変わります。
乃村工藝社のデザインチーム RENSは、エントランス・レセプション・パブリックと客室、宴会場などのコンセプト、デザイン・設計、客室・客室廊下の内装施工、アート、FF&Eを担当しました。リニューアルのコンセプトは「伝統美と⽔の融合」。⽇本を代表する建築家・吉⽥五⼗⼋⽒によって、“⽇本の美”を取り⼊れた和洋折衷の⽂化融合により設計されたという、そのレガシーを尊重しながら、より⼀層魅⼒を引きたてつつ、⼈々の⽣活と⽂化の発展に⼤きな影響をもたらした中之島の「⽔」や「川」との関係性を深めることで、ここにしかないホテル空間を創造します。
リーガロイヤルホテルについて
⼤阪政財界による「賓客のための近代的ホテルを⼤阪に」という声のもと、“⼤阪の迎賓館”として1935 年に創業。2025年4 ⽉に開幕する⼤阪・関⻄万博やIR 開業等、今後のインバウンドや宴会の需要拡⼤などに対応するため、⼤規模なリノベーションを⾏いました。リノベーション対象は客室のほか、宴会場やレストラン、公共エリアも含んでいます。
インテリアデザイン| RENS
RENSの代表でありクリエイティブディレクター、松浦⻯太郎が率いる乃村⼯藝社のデザインチーム。歴史やコンテクストを読み取り、本質を追求したコンセプトで、上質なホスピタリティ空間を創り出しています。場の価値を最⼤限に⾼め、空間に新たな関係性を⽣み出すことで、未来や社会を豊かにできるように⼼がけており、様々な媒体でも取り上げられ、2020年には特集号『Ryutaro Matsuura』が商店建築社から出版。国内外のアワードを多数受賞しています。
松浦⻯太郎 RENS:https://www.rens-design.jp/
ロビー・レセプション
左)床⼀⾯に敷かれた豪華絢爛な⼤緞通「万葉の錦」は、これまでの歴史に敬意を表してそのまま継承。吉⽥五⼗⼋⽒の設計による艶やかな⿃模様⾦蒔絵が施された柱の2⾯はのこしつつ、もう2⾯にはグレーンペンミラーを設置。これにより周囲の景⾊やレセプションを映しこみ、空間の繋がりをつくるよう意図しています。
右)正⾯の壁に備えた⻄陣織による屏⾵でお客様をお出迎えします。お客様の⼼を尊重してお出迎えするという屏⾵がもつ意味と、ホテルのおもてなしの⼼を重ね合わせて採⽤しました。本屏⾵ならではのデザインとして、“ふくらし織”という伝統技法を⼤胆に応⽤し、雄⼤な⽔の躍動感を表現しました。
客室
客室に⼊ると床⼀⾯に広がるのは、川の⽔⾯とそこに映る光のきらめき。ベッドはそこに浮かんでいるかのような浮遊感を⽣み出し、⼼が解き放たれる⼼地よい時間が流れます。ホテルのコーポレートカラーであるロイヤルグリーンを基調とし、⻄洋のクラシックな様式を取り⼊れている廻り縁や建具などを活かすことで、歴史が継承された格調の⾼い空間を作りました。
エレベーターホール/ 客室階の廊下
エレベーターで客室に上がると、川の⽔⾯を照らす⽉明かりや揺らめく光が、お客様を客室へと誘います。中之島の川の⽔と、⽔⾯に映る⽉と光をテーマに⾦属素材を⽤いて制作したアートは、⾒る場所により表情を変え、その時々でゆらめく中之島の景を感じさせます。
アート
各所に“⽇本の伝統美”と“⽔”を感じさせるアートを点在させることで、ホテルの歴史やアイデンティティを継承すると同時に周囲に広がる⽔の魅⼒を融合させ、このホテルならではの体験価値を⾼めます。
左)⽼舗『HOSOO』による⻄陣織屏⾵
レセプション正⾯の壁に備えた⻄陣織による屏⾵は、⽇本の伝統的な⾼級紋織物の卓越した技術と⻄陣織の豊かな質感により、世界から注⽬を集めている⻄陣織の⽼舗『HOSOO』のオリジナル作品。中之島の発展に⼤きな影響をもたらした⽔の⼒をHOSOO独⾃のアプローチで仕上げています。
HOSOO|細尾真孝(Hosoo Masataka)
右)“書”で⽔の躍動感を描く―ヘッドボード―
ヘッドボードには、この地の⽂化発展の原動⼒である⽔の魅⼒を表現した書をあしらっています。墨の濃淡や滲み、かすれなどで細やかな表情を⽣み、⽔⾯の動きや⼒強さ、⽴体感などを表現しました。
書家|川尾朋⼦(Kawao Tomoko)