著者は「世界は誰かの仕事でできている。」「バイトするなら、タウンワーク。」などを手掛けた名コピーライター梅田悟司氏
株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(本社:東京都文京区 代表取締役:鶴巻謙介)は、2025年5月2日より、書籍
『言葉にならない気持ち日記』(梅田悟司 著)を出版いたします。
https://www.sanctuarybooks.jp/book/detail/1572
ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」やリクルート「バイトするなら、タウンワーク。」などの広告コピーを手がけた梅田氏は、「言葉にならない気持ち」に言葉を与えるプロフェッショナルです。
そんな彼が綴る、曖昧な感情を丁寧にすくいあげた118のエピソードが、一冊のエッセイとなりました。
本書は、私たちの日常にひそむ「もやもや」や「ざわざわ」した気持ちを、さまざまなシーン(生活・仕事・恋愛・育児・SNSなど)から切り取った言葉の記録です。
読めば読むほど、自分自身の中にある“名前のなかった気持ち”に気づき、心が整理されていく感覚を味わえます。
■こんな気持ち、ありませんか?
- スーパーのレジで、自分の列だけ進みが遅い
- 知人のSNSにはいいねするのに、自分の投稿はスルーされてる気がする
- 推しの知名度が上がりすぎて、しんどい
- 子どもが風呂を拒否していたのに、いざ入ると出たがらない
- 返信が来ないメールを、何度も読み返してしまう
どれも、誰かに言うほどでもない。でも、自分の中では気になる。そんな「言葉にならない気持ち」に、ユーモアと洞察力を持って向き合う梅田氏のまなざしが、読む人の心をじんわりと解きほぐしていきます。
■「自分の気持ちがわからない…」と感情検索する若者たち
近年、Z世代を中心とした若者たちの間で、
自身の漠然とした感情を検索する「感情検索」という行動が広がっています。博報堂若者研究所とヴァリューズの共同研究(※1)によれば、若者たちは「ありがとうと言われると嬉しい 理由」や「夜になると不安になる なぜ」といったフレーズを検索し、自分の気持ちを理解しようとしています。
学生研究員からは、
「はっきり分からない自分の感情を探りたい」
「自分が考えていることを他の人はどう思っているのか知りたい」
「人に話す前に自分の感情がみんなにもあるのだという安心感が欲しい」
などの声が挙げられました。
「自分や他人の感情を理解して安心したい」という欲求は、現代の若者たちの深層心理を映し出す新しいコミュニケーションのかたちともいえるでしょう。
このような背景の中、本書は、自分自身の中にある“名前のなかった気持ち”に気づき、心を整理するキッカケとなります。自己洞察を深めたい方や感情表現を豊かにしたい方におすすめの1冊です。
【脚注】※1
https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/topics/2024/02/4684.html
■こんな方におすすめの本です
- 言葉やエッセイが好きな方
- 自己洞察を深めたい方
- 感情表現を豊かにしたい方
- 「もやもや」を放っておけない方
■著者について
梅田悟司(うめだ・さとし)
コピーライター/武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授。
「言葉にできるは武器になる。」(日本経済新聞出版社)は累計35万部超。TBS日曜劇場『VIVANT』のコミュニケーション統括など、広告・企業・メディアを横断して活動。
■書籍情報
タイトル:言葉にならない気持ち日記
著者:梅田悟司
発売日:2025年5月2日(金)
仕様:四六判/並製/288ページ/定価1,650円(税込)
ISBN:978-4-8014-0156-3