Vodafone Business社とサイバーセキュリティの世界的リーダーで、ネットワークとセキュリティの融合を牽引するフォーティネット(Fortinet®)は、グローバルパートナーシップの拡大を発表しました。これにより、アジアとヨーロッパ地域における両社の統合ネットワークならびにサイバーセキュリティサービスの提供地域が拡大し、米国にも展開されます。両社は、ネットワークとセキュリティを単一のシームレスなサービスに集約することで、ハイブリッドワーク時代の接続ニーズに対応し、増大かつ高度化するサイバー脅威に対抗するための支援を提供しています。
ドイツをはじめとするヨーロッパの大手・中堅企業や、Vodafone Business Internationalのサービスを利用する多国籍企業は、Vodafone Business Secure Networking Servicesのメリットを享受できるようになります。
これらのサービスは、業界をリードするフォーティネットの
SD-WANと
FortiSASE(クラウドベースのセキュリティソリューション)を統合し、企業ネットワーク保護を強化します。サービスを利用する組織の従業員は、どこからでも同じ方法でアクセスできる信頼性の高いネットワークを通じて、安全に業務アプリケーションを使用できるようになります。また、単一の画面から、可視化されたネットワーク状態、パフォーマンスダッシュボード、カスタマイズ可能なレポートを確認できます。192ヵ国でネットワーク接続を提供しているVodafone Businessは、安全なデジタルトランスフォーメーションを世界規模で支えるために必要な大規模な展開力と広域での対応力を備えています。
SD-WAN:https://www.fortinet.com/jp/products/sd-wan
FortiSASE:https://www.fortinet.com/jp/products/sase
今回、Vodafone Businessが「フォーティネット グローバルパートナー」の認定を取得したことも公表され、両社がITとOT(制御・運用技術)環境全体で地域企業とグローバル企業を支援していく姿勢を明確に示すものとなりました。このパートナーシップ拡大により、ユーザーはセキュリティ関連のさまざまなコンプライアンス規準や要件にも看過なく準拠できるようになります。
欧州ネットワーク・情報セキュリティ機関(ENISA)によると、欧州連合(EU)域内では2024年前半にマルウェア、データ侵害、ソーシャルエンジニアリングを含むサイバーセキュリティインシデントが急増しており、緊張感の高まる状況下でパートナーシップの拡大が発表されました。
Vodafone Businessとフォーティネットのパートナーシップにより、お客様はニーズに合わせて統合サービスを購入し、Vodafone Businessのサイバーセキュリティ / マネージドネットワークサービス専門家のサポートを受けることができます。管理オプションは、24時間365日対応、ネットワークおよびセキュリティの共同管理、各種サービスレベル保証、専門サービス(要件調査、設計、導入、トレーニングを含む)の4つから選択できます。
両社は、世界規模での対応と高度なセキュリティ専門知識の融合を通じて、お客様が脅威を迅速に検知して対応し、リスクを軽減しながら、業務運営と顧客の信頼を守ることができるよう支援します。
Vodafone Business、CEO、Marika Auramo(マリカ・アウラモ)氏は、次のように述べています。
「地域企業かグローバル企業かを問わず、お客様にとってサイバーセキュリティはますます重要な関心事となっています。フォーティネットとの広範かつ深いグローバルパートナーシップを通じて、より多くの地域で新しいデジタル接続のメリットを提供すると同時に、デジタル資産、従業員、パートナー、ユーザーの保護を確保できます」
フォーティネットのインターナショナルセールス担当エグゼクティブバイスプレジデント、Joe Sarno(ジョー・サルノ)は、次のように述べています。
「デジタル化と国境を越えた規模拡大が進む中、安全な接続は、もはや選択肢ではなく不可欠の要素となっています。Vodafoneとのパートナーシップ拡大により、高度なセキュリティと優れたパフォーマンスを兼ね備えたユニファイドSASEソリューションを提供し、お客様が世界中どこでもユーザー、デバイス、アプリを安全かつ確実に接続できるよう支援します」
補記
Vodafone Businessとフォーティネットは、各国の規制に対応したNOC(ネットワークオペレーションセンター)およびSOC(セキュリティオペレーションセンター)サービスのさらなる強化に向けて連携していきます。Vodafone Businessは、ドイツのデュッセルドルフに新たなサイバーセキュリティセンターを開設しました。ここを拠点として、100名以上のサイバーセキュリティ専門家が、企業規模を問わず、あらゆるお客様のオンライン脅威対策を支援していきます。
また、Vodafone Business Network-as-a-Service(NaaS)プラットフォームの一環として、自動化とAIを活用したネットワークエクスペリエンスの強化にも注力しています。NaaSは、SD-WAN、SASE / SSE、無線 / 有線インターネット接続サービスなど、Vodafoneのソフトウェアベースの接続製品 / サービスを集約することで、デジタルトランスフォーメーションのニーズに対応します。これにより、お客様(または、お客様に代わってVodafone Businessのマネージドサービスチーム)は、ビジネスやAIアプリケーションの要件の変化に応じて、サービスの購入、構成、管理をより柔軟に行えるようになります。
Vodafone Business Secure Networkingは、ユーザー、デバイス、機器を安全につなぎ、将来にも対応可能な以下のマネージドソリューションを提供します。