京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:長井 孝、以下:当社)は、このたび主にA4複合機・プリンターに搭載するために当社が開発したIC(集積回路)が、米国国立標準技術研究所(NIST
※1)が定める情報セキュリティー基準「FIPS
※2140-3」の認証を取得したことをお知らせいたします。
「FIPS 140-3」は、暗号モジュール
※3の設計・実装に関する高度な情報セキュリティー要件を規定しており、政府機関や金融機関、医療機関など、極めて高いレベルの情報保護が求められる分野で広く採用されている標準規格です。
当社は、これまで情報セキュリティーの重要性が一段と高まる中、お客様に安心してご利用いただける製品の提供を目指し、暗号技術の強化に取り組んでまいりました。
今回の認証取得によって、当社の暗号技術が、機密性の高い情報を適切に保護するために国際的に認められた厳しい情報セキュリティー基準を満たしていることが証明されました。
当社は、今後も最新のセキュリティー技術を積極的に取り入れ、お客様の安心・安全なオフィス環境の実現に貢献してまいります。
NIST公開認証情報:Cryptographic Module Validation Program | CSRC
https://csrc.nist.gov/projects/cryptographic-module-validation-program/certificate/5009
※1 NIST:National Institute of Standards and Technologyの略、アメリカ合衆国商務省の傘下にある連邦政府の研究機関で、標準化や測定技術の開発を行う機関のこと
※2 FIPS:Federal Information Processing Standardsの略、アメリカ合衆国連邦政府が情報処理システムに関して制定する公式な標準規格のこと
※3 暗号モジュール:データを暗号化するための部品やプログラム