2025年10月5日(日)、京都産業大学(京都市北区/学長:在間敬子)情報理工学部のファブスペースにて、セキュリティコンテストSECCON(情報セキュリティ技術を競う日本最大級のコンテストイベント。実践的な情報セキュリティ人材の発掘・育成、技術向上を目的にしています)のイベントとして「SECCON Workshop 2025 in 京都」が開催されました。本イベントは、次世代のセキュリティ人材の育成を目的に、実践的な電子工作とプログラミング体験を通じて、参加者の技術力と創造力を育むことを目指しています。
イベント当日は、全国から集まった学生や若手エンジニアを中心に、多くの参加者が来場しました。ハードウェアとソフトウェアの基本を学ぶことをテーマに、マイコンを用いたバッジ基板のはんだ付けやプログラミング体験など、手を動かしながら学べるワークショップが実施しました。
今回のイベントはSECCON実行委員会が主催し、京都産業大学情報理工学部の特別協賛として、同学部のファブスペースを使用し実施。今後もSECCONは、全国各地でのワークショップやCTF大会を通じて、サイバーセキュリティの重要性を広く発信し、次世代の人材育成に貢献していきます。
【ワークショップの内容】
午前の部では、京都産業大学情報理工学部の井上博之教授による電子回路のはんだ付け実習を実施、参加者は井上教授が設計したSECCONオリジナルのバッジ基板を用いて、RP2040マイコンやOLED表示器、スイッチ、スピーカーなどを組み込んだ電子回路を自らの手で完成させました。
午後の部では、九州大学情報基盤研究開発センターの小出洋教授によるCircuitPythonを使ったゲームプログラミング実習を開催。参加者は自作のマイコン回路上で動作するゲームを開発。限られたリソースの中で創意工夫を凝らしながら、プログラミングの楽しさと奥深さを体感しました。
【参加者の声】
・はんだ付けは初めてでしたが、実際に動作するものを自分で作ることができて嬉しい。
・大学の同級生と一緒に来ました。ファブスペースには自由に使える3Dプリンタや工具など色々とあり、もっと何か作ってみたいと思いました。
【京都産業大学情報理工学部の井上博之教授のコメント】
ハードウェアをはんだ付けで作りプログラミングと組み合わせた今回のワークショップでは、情報セキュリティの理解を深める実践的な場となりました。座学では得られない「手を動かす体験」が、技術への興味と主体的な学びを促進し非常に有意義な時間になったと思います。ここ京都には500年以上前からのモノづくりの文化があり世界的なメーカーも数多くあります。今後もこうした体験型の学びを広げていきたいと考えています。
2025年 創立60周年 Be Innovative. 京都産業大学
【2026年4月、新しい学びが誕生します。】
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<関連リンク>
・京都産業大学 情報理工学部
https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/ise/
・SECCON Workshop 2025 京都 開催レポート
https://www.seccon.jp/14/seccon_workshop/kyoto.html
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