自治体情報システム部門の業務効率化と標準化を推進する BPO 事業を本格始動
株式会社チェンジホールディングス(本社: 東京都港区、代表取締役兼執行役員社長: 福留 大士、以下「チェンジ HD 」)は、岐阜県飛騨市より「飛騨市情報システム部門対応委託」を受託したことをお知らせいたします。本業務は、飛騨市が所管する情報システム関連業務のうち、定型的かつ専門的な知識を要する一部の業務を外部委託することで、業務の効率化・標準化およびサービスレベルの向上を図るものです。これにより、自治体職員が企画・立案などのコア業務に集中できる環境整備を支援します。
■「飛騨市情報システム部門対応業務委託」の概要
DXの進展により、情報システム部門の業務は年々複雑化し、職員の負担が増加しています。飛騨市においても、ICTに関する問い合わせ対応や各種管理業務といった定型業務が増え、本来注力すべきDX施策の検討・推進に十分な時間を割けない状況がありました。こうした中、人口減少に伴う人材不足を見据え、限られた人員でコア業務に専念できる体制を構築するため、情報システム部門の定型業務を外部委託することとし、チェンジHDがその業務を受託しました。
チェンジ HD は飛騨市の指示に基づき、既存業務の手順を明確化・仕組み化することで、職員に依存せずとも高品質に遂行できる体制を構築します。まずは、定常的に発生し業務負荷の大半を占めるヘルプデスク対応を優先し、 2026 年 1 月 19 日に全庁で正式運用を開始します。その他の業務も、手順整備とおよび運用ルール策定が完了次第、順次展開していきます。
<委託業務>
ヘルプデスク対応/端末等管理/アカウント管理/ネットワーク管理/ライセンス・保守契約管理/インシデント対応/セキュリティ対策/セキュリティ管理/ベンダーとの調整補助/調査報告対応補助/引継ぎ資料作成/文書管理・処理/情報システム部門への教育/業務委託内容の改善・効率化提案
<ヘルプデスク業務の対応方法>
飛騨市はチェンジ HD のグループ会社である株式会社トラストバンクが提供する自治体専用のビジネスチャットツール「 LoGo チャット」およびノーコード電子申請サービス「 LoGo フォーム」を既に導入しており、これまでも情報システム部門への問い合わせなどで活用しています。チャットによる迅速なやり取りが行われる一方で、過去の対応履歴がチャット内に分散し、特定の担当者以外がナレッジを即座に活用することが難しく、同様の問い合わせへの再対応が負担になるという課題がありました。
そこでチェンジ HD は今回の取り組みの一環として、これまでの問い合わせ対応の履歴や情報システム部門が管理している各種実施手順を整理し、トラストバンクが提供する自治体専用生成 AI サービス「 LoGoAI アシスタント」を活用した職員からの問い合わせに自動で対応する仕組みを構築することで、より効率的なヘルプデスク対応を実現します。
※RAG(Retrieval Augmented Generation):生成AIが、あらかじめ用意された社内資料やデータを検索・参照しながら、より正確な回答や文章を生成する仕組み。
■案件受託の背景と展望
チェンジ HD は自治体の情報システム部門が直面する人材不足や ICT ガバナンス強化の課題に対応するため、2026 年 1 月より「自治体向け情シス支援サービス」を開始しました。本案件もその取り組みの一環です。
今回を契機に、チェンジ HD は自治体向け BPO (業務アウトソーシング)事業を本格展開します。従来、小規模自治体では費用対効果の面から BPO 導入が難しい状況でしたが、チェンジ HD は業務標準化とオフサイト対応を組み合わせ、複数自治体で事業者側の人材を共有する「シェアード BPO 」モデルを開発します。これにより、低コストかつ高品質な ICT 運用を実現します。
【株式会社チェンジホールディングスについて】
チェンジホールディングスは、「 Change People、Change Business、Change Japan 」をミッションに掲げ、「生産性を CHANGE する」というビジョンのもと、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジタル化を担う NEW-IT トランスフォーメーション事業と DX による地方創生の推進をミッションとするパブリテック事業の 2 つの事業を柱として推進・拡大しています。