銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、Lee Soの個展「心の中」を2月21日(土)~3月13日(金)の期間、銀座 蔦屋書店アートウォールにて開催します。
《ひょうこ下のへいおん》H727xW910, acrylic, etc. on wood, 2026
概要
Lee So(リソ)は、梨花女子大学の彫型芸術学部で学んだ後、来日し、多摩美術大学大学院を修了。現在も日本で作家活動をしています。
展覧会タイトルを「心の中」とした作品群は、いずれも目に見える大きな出来事や物語ではなく、心の奥に静かに沈殿している感情や記憶をすくい上げるようにして制作されています。自然の風景をもとに、自身の内面を反映させた絵画には、光の散乱や雲・風の揺らぎを「龍」の気配として画面に取り込んだものもあります。薄く映る龍は、自然の中にいる作家自身、もしくは「人間」のアバターであると同時に、自然そのものの象徴としても位置付けています。
Lee Soは作品の完成イメージを明確に持ちつつも、絵の具を重ねたり削ったりしながら描き進める過程で生じる偶然もまた受け入れています。さまざまな色層が重なり、境界が曖昧なまま溶け合い、にじみ、時に彫刻刀で掻き取られた自らの画面に向き合いながら、やがて繊細なリズムと道筋をつけ、穏やかにひとつの作品へと導いていきます。鑑賞者がそれぞれの解釈で向き合える余白や余韻を残しているのも、Lee Soの作品の特徴です。
アーティスト・プロフィール
Lee So(リソ)
大学院を卒業後、日本を拠点として仕事と共に作品を制作している。
モチーフは主に自分の心の中を探って発見する、感動した記憶や温かい感情である。美しい大自然、家族や友達、愛猫への愛、そこから生まれる幸福感を形にしたいと思っている。