iPS 細胞由来神経前駆細胞の商用化に向けた治験製品の製造について
株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコン・セル・イノベーション(NCLi)は、株式会社ケイファーマ(以下、ケイファーマ)と、iPS 細胞由来神経前駆細胞
※である、再生医療等製品KP8011 の商用化に向けた治験製品の製造を推進することを目的とし、同社と基本合意書を締結しました。
ニコンおよびニコン・セル・イノベーションは、日本における再生医療実用化の早期実現とともに、人々のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していきます。
※ 前駆細胞:幹細胞から発生し、最終分化細胞へ分化する前の細胞。幹細胞と最終分化細胞の中間に位置する細胞。
ケイファーマについて
ケイファーマは、慶應義塾大学医学部発ベンチャー企業で、2016 年11 月に創業しました。ヒトiPS 細胞技術を活用し、脊髄損傷や脳梗塞等の再生医療事業、および、神経難病等を対象としたiPS 創薬(疾患特異的iPS 細胞を活用した創薬)事業を進めています。世界中のアンメット・メディカル・ニーズを少しでも解消すべく、今後も、再生医療事業、iPS 創薬事業を通じて、医療分野での社会貢献を進めています。
KP8011 について
KP8011 は、ケイファーマ取締役 兼CSO の岡野栄之教授(慶應義塾大学再生医療リサーチセンター センター長など兼務)およびケイファーマ取締役 兼CTO の中村雅也教授(慶應義塾大学医学部整形外科学教室) らが、25 年以上にわたり積み重ねてきた脊髄再生研究の成果を基盤として開発されてきた再生医療プロジェクトです。慶應義塾大学医学部整形外科学教室を中心に実施された亜急性脊髄損傷を対象とする臨床研究では、iPS 細胞由来の神経前駆細胞を用いた本脊髄損傷治療法の安全性と有効性が確認され、一部の患者様において運動機能の改善が見られるなど、社会的意義の高い成果が報告されました。これらの研究成果を社会実装につなげるため、ケイファーマが主体となり、企業主導による臨床試験を推進し、将来的な製造販売承認取得を目指しています。
詳細は、ケイファーマのウェブサイトをご覧ください。
ケイファーマ ウェブサイト
https://www.kpharma.co.jp