3.各社の役割
・NTT:セルフハプティクスによるVR触覚コミュニケーション技術開発(特許出願済)、
HDMI変換技術に関する技術支援、IOWN技術などを活用したVTuberイベントなどの検討
・NTTドコモ:VTuberライブおよびファンミーティングの提供、スタジオ設備/会場設備の提供と運用
4.今後の展開
スタジオや会場において、IOWNをはじめとする最新技術を活用したXRビジネスを展開することにより、VTuberが演じるバーチャルキャラクターとファンがリアルタイムにインタラクティブな交流を行えるサービスを提供していきます。
さらに、IOWNを活用した高品質な映像・音声の伝送に加え、「手が触れる」ような体験を創出することで、コミュニティや社会とのつながりを実感できる、新たなエンターテインメントサービスの創造をめざします。
あわせて、VTuberをはじめ、アニメやゲームなど多様なコンテンツを保有するパートナー企業に向けたサービス提供を進めるとともに、国内外のスタジオや会場との連携を通じて、グローバルなビジネスの拡大に貢献していきます。
【用語解説】
※1. NTTドコモ XRスタジオ(東京都港区台場)
高精度なVICONカメラとVTuberライブシステム「Matrix Stream」を組み合わせることで、最大6名までの演者を同時にトラッキングすることが可能です。そのため、歌・ダンス・バラエティ企画など、多様なコンテンツ制作に対応できます。さらに、照明・音響と連動したリアルタイム演出にも対応しており、没入感の高いライブ・トークイベント・ファンミーティングなど、リアルとバーチャルを融合したイベントを実現できます。
※2. IOWN(Innovative Optical & Wireless Network)
IOWN構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。
■ IOWN構想:
https://www.rd.ntt/iown/index.html
※3. IOWN APN(All-Photonics Network)
IOWN APNとは、ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入し、これにより現在のエレクトロニクス(電子)ベースの技術では困難な、圧倒的な低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現します。
■ IOWN APN:
https://www.rd.ntt/iown/0002.html
※4. セルフハプティクス(Self-Haptics)
ユーザー自身の身体の動き・皮膚・筋骨格を利用して触覚・力覚を生成・代替する技術であり、身体そのものを “ 触覚デバイス ” として捉える点が特徴です。
※5. All-Photonics Connect(オールフォトニクス・コネクト)
All-Photonics Connectは、お客さまの指定する拠点をPoint to Pointで接続し、10Gbps/100Gbps/400Gbps/800Gbpsの高速大容量・低遅延・省電力な通信を実現します。
■ All-Photonics Connect:
https://business.ntt-east.co.jp/service/koutaiikiaccess/
※6. モーションキャプチャー技術
モーションキャプチャー技術とは、人の動きをセンサーやカメラで正確に記録し、それをデジタルデータとして再現する技術です。実際の動きをそのままデジタル空間に取り込むことで、リアルで臨場感のある表現や、より精密な動作解析が可能になります。
※7. VTuberライブシステム「Matrix Stream」
モーションキャプチャーシステムを用いて演者の動きをリアルタイムに取得し、バーチャル空間上のキャラクターの動きとして生成します。これにより、XRを活用したライブおよびファンミーティングを、リアル会場のスクリーン、メタバース空間のバーチャル会場、さらにはPCやスマートフォンなどに向けてリアルタイムで提供することが可能です。
※8. HDMI信号変換技術
HDMI信号を非圧縮のまま長距離伝送信号へ低遅延に変換する技術です。
■ HDMI信号変換技術:
https://group.ntt/jp/newsrelease/2024/10/08/241008b.html