新日鉄住金 日本政策投資銀行の環境格付において最高ランクを取得
- 新日鐵住金株式会社
- 2016年07月01日
- 14:14
新日鐵住金株式会社(以下、新日鉄住金)はこのたび、株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)の「DBJ環境格付」において、最高ランクの格付を取得しました。
「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により、企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資制度です。
新日鉄住金は、環境経営を基軸とし、環境負荷の少ない環境保全型社会の構築に貢献していくことを環境基本方針に掲げています。この方針のもと、地域生活環境の維持向上、廃棄物削減・リサイクルの促進、地球温暖化問題、さらには生物多様性の維持・改善など、地域から地球規模に至るさまざまな課題に「3つのエコ(エコプロセス、エコプロダクツ(R)、エコソリューション)と革新的技術開発」を通じて積極的に取り組んでいます。新日鉄住金のこのような取り組みが認められ、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」であるという最高ランクの格付を取得し、この格付に基づく融資を受けました。
今回の格付評価において、以下の3点が特に評価されました。
(1)環境担当副社長をトップとする環境経営委員会の下、国内外の数多くのグループ会社の中から、環境側面の大きさに応じてマネジメント対象を選定し、定期的な実地監査を通じた実効性の高い独自の環境マネジメントシステムを展開している点
(2)製造工程で発生する副生ガスや排熱などの未利用エネルギーの有効活用や副産物の再資源化を高水準で継続すると共に、一般家庭や他産業で発生した廃プラスチックおよび廃タイヤの資源リサイクルを進める等、循環型社会の構築に寄与している点
(3)高強度鋼材(ハイテン)に代表される環境配慮型製品(エコプロダクツ(R))の提供を通じ、ライフサイクル全体を通して環境負荷低減に貢献していることに加え、次世代の製鉄プロセス開発に代表される技術開発に注力している点
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