愛知大学が11月5日に中国現代文学研究者懇話会「作家・閻連科氏を迎えて」を開催

愛知大学国際問題研究所(名古屋市中村区)は11月5日(土)に2016年度中国現代文学研究者懇話会「作家・閻連科氏を迎えて」を開催。2014年にフランツ・カフカ賞を受賞し、ノーベル文学賞候補と目される中国人作家の閻連科氏による講演や、対談などを行う。参加費無料、要事前申し込み(定員150名)。


 愛知大学国際問題研究所は、国際的視野を重視する建学の精神に基づき、愛知大学創立直後に設立。中国をはじめとするアジアと欧米などを対象にして、国際関係や特定の国の政治、経済、文化、思想、歴史および国際機関などについて研究している。

 同研究所では講演会やシンポジウムも開催しており、今回は2014年にフランツ・カフカ賞を受賞した中国人作家の閻連科氏を招請。閻氏による講演のほか、名古屋経済大学の谷川毅教授との対談や蘇州大学教授の王堯氏の講演などが行われる。概要は下記の通り。

◆2016年度中国現代文学研究者懇話会「作家・閻連科氏を迎えて」
【日 時】 11月5日(土)14:00~17:30(13:30開場)
【講演者】
 閻連科(作家、中国人民大学教授)
 王堯(蘇州大学教授)
【内 容】
《セッション1》 司会:岩佐昌あき(九州大学名誉教授)(あきは日へんに章)
・14:00~14:05 挨拶
 北岡正子(関西大学名誉教授)
・14:05~14:45 海外研修報告「妻を殴る男」
 濱田麻矢(神戸大学准教授)
・14:45~15:00 質疑応答
・15:00~15:40 講演 「閻連科是誰?」(閻連科とは誰か?)
 王堯(蘇州大学)
《セッション2》 司会:谷川毅(名古屋経済大学教授)
・15:50~16:30 講演「卑微而不安的写作」(卑しさと不安の創作)
 閻連科(作家、中国人民大学)
・16:30~16:50 ディスカッション 閻連科×谷川毅
・16:50~17:30 質疑応答
【言 語】 日本語・中国語(日本語通訳有り)
【場 所】 愛知大学車道校舎 本館10階K1001教室
【主 催】 中国現代文学研究者懇話会
【共 催】 愛知大学国際問題研究所・現代中国学会
【参加費】 無料
【定 員】 150名
【申込方法】
 下記URL申し込みフォームより必要事項を入力して申し込み
 http://www.aichi-u.ac.jp/aiia/entry.html
【申込締切】 10月23日(日)

■講演者プロフィール
・閻連科(えん れんか)  作家、中国人民大学教授
 1958年河南省洛陽市生まれ。河南大学在学時代から小説の発表を開始し、1998年魯迅文学賞をはじめ、数々の文学賞を受賞。“荒誕現実主義大師”と評され、超現実主義的作風で中国社会、人々を描く。数々の発禁処分を受けながらも執筆を続け、2014年にはアジアで二人目となるフランツ・カフカ賞を受賞。中国の作家として、莫言に続くノーベル文学賞候補と目されている。
〈主な邦訳作品〉
『人民に奉仕する』谷川毅訳、文芸春秋、2006年
『丁庄の夢─中国エイズ村奇談』谷川毅訳、河出書房新社、2007年
『愉楽』谷川毅訳、河出書房新社、2014年(2015年Twitter文学賞受賞)
『父を想う─ある中国作家の自省と回想』飯塚容訳、河出書房新社、2016年
【報道機関の方へ】
 閻連科氏へのインタビューをご希望の場合は、広報課までメール( koho@aichi-u.ac.jp )にてご連絡ください。調整の上、当方よりご連絡いたします。

・王堯(おう ぎょう)  蘇州大学文学院教授、同学術委員会主任
 1960年江蘇省東台市生まれ。文革文学をはじめとする中国現代文学を研究。評論家・作家としても活動。中国国家教育部“長江学者奨励計劃”特聘教授、江蘇省作家協会副主席を務める。主な著書に『莫言王堯対話録』『作為問題的八十年代』など。邦訳論文に「中国当代文学史の“過渡的状態”」。

▼本件に関する問い合わせ先
 愛知大学 広報課
 〒461-8641 名古屋市東区筒井2丁目10-31
 TEL: 052-937-6762
 FAX: 052-937-4816

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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組織名
愛知大学
ホームページ
https://www.aichi-u.ac.jp/
代表者
広瀬 裕樹
上場
非上場
所在地
〒461-8641 愛知県名古屋市東区筒井2-10-31

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