7月16日(日)に開催される国際シンポジウム「超少子化に挑む日本と台湾―子育て支援は人口減少の歯止めになるか―」(主催:奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター)に大阪産業大学経済学部の菊地真理准教授と後藤達也准教授が参加する。菊地准教授が司会を務め、後藤達也准教授はコメンテーターとして登壇。シンポジウムでは、東アジア社会一体が抱える課題である超少子高齢社会について台湾・日本双方のシンポジストがそれぞれの視点から語る。
現在、東アジア社会一体は超少子高齢(化)社会を迎えている。日本では出生率の低下を高度経済成長期以降に経験し、その後もなだらかに推移しているが、台湾では70年代後半から短期間のうちに急激な出生率の低下を経験している。
こうした中、奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センターは、大阪産業大学の学内共同研究組織「育児ネットワークの定住促進効果に関する実証研究」(主任研究員:菊地真理准教授、分担研究員:後藤達也准教授)と、国際シンポジウム「超少子化に挑む日本と台湾―子育て支援は人口減少の歯止めになるか―」を共催。日本と台湾の双方が抱えている少子高齢化という課題を共有しながら、日本と台湾が実施している子育て支援政策を紹介する。
当日は、台湾から台北市政府民政局科長の蘇詩敏氏と台湾中央研究院社会学研究所専任研究員の楊文山氏、日本からは大東市地方創生局課長の清水鉄也氏と関西大学人間健康学部教授の山縣文治氏がシンポジストとして登壇し、それぞれの視点から講演を行う。
同シンポジウムには、大阪産業大学経済学部の菊地真理准教授と後藤達也准教授が参加。菊地准教授が司会を務め、後藤達也准教授はコメンテーターとして登壇する。シンポジウムの概要は下記の通り。
◆国際シンポジウム「超少子化に挑む日本と台湾―子育て支援は人口減少の歯止めになるか―」
【日 時】 7月16日(日) 13:00~17:30(※18:00~懇親会)
【場 所】 奈良女子大学生活環境学部大会議室(A棟1階)
【プログラム】 *通訳・日本語資料有り
○12:30 開場
○13:00 挨拶 松岡悦子センター長(奈良女子大学生活環境学部教授)
<台湾側シンポジスト>
・蘇詩敏氏(台湾台北市政府民政局科長)
「台北市が推進する子育て支援政策」
・楊文山氏(台湾中央研究院社会学研究所専任研究員)
「台湾の少子化要因と子育て支援政策評価」
<日本側シンポジスト>
・清水鉄也氏(大東市地方創生局課長)
「大東市における地方創生の取組~大東に住み、働き、楽しむ、子育てしやすい「職住楽」超近接のまちづくり~」
・山縣文治氏(関西大学人間健康学部教授)
「日本における少子化の状況と子ども家庭福祉施策の課題」
○17:00 全体討論
○17:30 終了
○18:00 懇親会
※懇親会に参加希望の方は、アジア・ジェンダー文化学研究センターまでご連絡ください。
【コメンテーター】
・後藤達也(大阪産業大学経済学部准教授)
・磯部香(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター特任助教)
【司 会】 菊地真理(大阪産業大学経済学部准教授)
【主 催】 奈良女子大学・アジア・ジェンダー文化学研究センター
【共 催】 大阪産業大学学内共同研究組織「育児ネットワークの定住促進効果に関する実証研究」
【後 援】 大東市
【協 力】 奈良女子大学ダイバーシティ研究環境支援本部
▼本件に関する問い合わせ先
大阪産業大学 教育研究推進センター 教学推進課
〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
TEL: 072-875-3001
FAX: 072-871-1267
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/