共立女子大学・短期大学(東京都千代田区)は、全学部・学科連携のアクティブラーニング授業プロジェクト「KALECO」の一環として、11月25日(土)、26日(日)に共立講堂において舞台『青い鳥』を上演する。メーテルリンクによる同作をすべて単年度履修の学生の手により舞台化する企画は、2015年度の発足以来好評を博してきたが、3年目の今年度をもって一旦幕を下ろす。予約不要、入場無料。
KALECO(Kyoritsu Active Learning Experience for Collaborative Communication)とは、共立女子大学・短期大学で学べる多彩な教養と技術を結集して集団的創造を実践し、その成果を公開する全学部・学科連携の授業プロジェクトである。
2015年度の発足以来、履修生が台本作り・演出・出演・スタッフまでつとめ、大学教員による指導や、アドバイザーとして参加している舞台芸術のプロフェッショナルによるサポートを受けながら、メーテルリンクの『青い鳥』を上演、学外に広く公開している。
この授業の目的は、舞台公演を成功させること自体だけではなく、そのために必要な社会性や行動力、表現力、総合的なコミュニケーション能力の育成にある。演劇の集団創作において乗り越えなければならない課題は、そのまま社会における問題に直結する。学生は演劇づくりの楽しさを味わいながら、同時に社会を担う主体的個人であることの難しさを経験し、よりよい解決を模索し、実行していくことになる。学生ら自身もその目的を理解して授業に臨み、自らの成長を実感してきた。
2015、16年度とも公演は大好評を博し、観客に大きな驚きと感動を与えた。今年度も新メンバーによる舞台『青い鳥』を一から創作して上演する。
大学と社会とのつながり、大学であるからこそできるアクティブラーニングの形など、多くを開拓してきた企画だが、舞台を作るKALECOは2017年度をもって休止する。3年間の挑戦の結果であるKALECO 2017『青い鳥』に是非ご来場いただきたい。
◆青い鳥
【公演日時】
・11月25日(土) 16:30開場 17:00開演
・11月26日(日) 14:30開場 15:00開演
【会 場】 共立講堂 (〒101-8437 東京都千代田区一ツ橋2-2-1)
【予 約】 不要
【入場料】 無料
【あらすじ】
クリスマスイブの夜。チルチルとミチルの元に訪れたのは年老いた魔女。魔女は「病気の娘のために青い鳥を探しておくれ」と言い、ふたりに「真実が見える」ダイヤモンドを託します。「イヌ」や「ネコ」、「火」と「水」など「ものの精たち」をお供に旅にでるチルチルとミチル。
思い出の国では亡くなったおじいさんとおばあさんに会ったり、夜の御殿ではいくつもの秘密の扉を開いたり、一行は様々な場所へ旅をします。その果てにふたりが見つけたものは......。
童話として有名な『青い鳥』。その物語は「チルチルとミチルが幸福の青い鳥を探しに旅に出るが、その鳥は自分の家にいた」ですべてではありません。旅を通して、チルチルとミチルは本当の幸せを見つけます。ふたりの見つけた幸せとは、何だったのでしょうか。
【後 援】 千代田区、千代田区商店街連合会
【お問い合わせ】 kaleco.gr@kyoritsu-wu.ac.jp
●共立女子大学・短期大学HP
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
●KALECOについて
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/about/effort/kaleco.html
●KALECO 2017 公演情報
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/kaleco/2017/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人共立女子学園 総合企画室
住所:東京都千代田区一ツ橋2-2-1
TEL:03-3237-2838
FAX:03-3237-2767
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/