学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻では、11月25日(土)にマンガ研究フォーラム「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」 を開催する。
マンガ研究の第一人者である同研究科夏目房之介教授ほか7名の研究者が集い、マンガ批評/研究における最重要書物である『マンガの読み方』について、再考する。
マンガ研究フォーラム「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」
日時:2017年11月25日(土)13:30~17:00
会場:学習院大学 西5号館 B1教室
(キャンパス案内はこちら⇒
http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html )
申込:不要
受講料:無料
進行予定:
13:00【開場】
13:30【開会】 挨拶 夏目房之介
13:35【第1部】 報告『マンガの読み方』と「マンガ表現論」の成立過程
野田謙介/三輪健太朗
14:40【第2部】 座談会『マンガの読み方』の舞台裏
小形克宏/近藤隆史/斎藤宣彦/竹熊健太郎
司会:夏目房之介
休憩(10分)
16:30【第3部】 質疑応答
17:00【終了】
※終了後、懇親会を予定しております。詳細は会場にてご案内します。
講演内容:
『マンガの読み方』(宝島社、1995年)の刊行から22年。マンガ表現の原理をわかりやすく説明し、
マンガ批評/研究に決定的な転換をもたらしたとされる本書は、しかしながら、
その後いちども再版されることがありませんでした。
そのため今日では、もはや入手することさえ困難な、なかば伝説的な書物となっています。
最終的な7名の執筆者のほかにもおおくのひとびとが定期的につどい、
約1年半ものあいだあつい議論がかわされていたと伝えられます。
「マンガ表現の百科全書」(瓜生吉則)ともよばれることになる本書は、いかなる時代背景のもとにうみだされたのか。
また、それぞれの役割分担はどのようなものであったのか。そしてその今日的意義とは何か。
残された制作資料(夏目氏保管分の約250点:約1500枚の紙資料および2本の録音テープ)と、
主要メンバーの証言をもとに、マンガ批評/研究の過去・現在・未来を再考します。
主催:学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻
共催:学習院大学文学会
▼本件に関する問い合わせ先
学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/
TEL: 03-5992-1404
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/