共立女子大学博物館(東京都千代田区)は6月13日(水)~7月31日(火)まで企画展「きもので夏を楽しむ」展を開催。同大が所蔵する、江戸時代から昭和時代にかけてのきものや工芸品を展示する。また、会期中の6月23日(土)には関連イベントとして講演会も開催。共立女子大学博物館長の長崎 巌 館長が「夏のきもの―日本女性はきもので夏をどう楽しんだか―」と題して夏のきものに関する講演を行う。入館無料、事前申し込み不要。
共立女子大学博物館は、2016年の創立130周年を機に建設した神田一ツ橋キャンパス2号館の地下1階に開館した。同館では、共立女子学園の創設(1886年)以来集められた多くの美術品を収蔵しており、「和と洋が出会う博物館」をコンセプトに、きものを中心とする日本の服飾資料や工芸品、明治以降の洋装の背景を知るために収集された西洋の服飾資料や工芸品などを一般に公開している。
同館はこのたび、2018年6月13日(水)~7月31日(火)まで企画展「きもので夏を楽しむ」展を開催。同大が所蔵する服飾資料や工芸品を中心に、夏のきものとこれに関連する作品を展示する。また、会期中の6月23日(土)には関連イベントとして講演会「夏のきもの―日本女性はきもので夏をどう楽しんだか―」を開催。共立女子大学博物館長(家政学部 被服学科 教授)の長崎 巌 館長が夏のきものについての講演を行う。
本展では、江戸時代から昭和時代初期の日本女性が夏に着用していたきものを一堂に会した展覧会である。冷房などの空調設備がない時代の日本の暑い夏を過ごすために、きものに使われている色・生地素材・モチーフをどのように工夫しながら涼しさを演出し、おしゃれを楽しんでいたのかを紹介している。
きものの他に、それらを彩った櫛やかんざしなどの装飾品、夏に咲く草花や涼を招く雪や秋草などといったモチーフがあしらわれた漆器やガラス器などの工芸品も展示している。
なお、同館のポスター及びちらしは、同大 家政学部 建築・デザイン学科グラフィックデザイン研究室の田中裕子准教授による監修のもと、デザインコースの学生とインターンシップ契約を結び制作を行っている。
◆共立女子大学博物館企画展「きもので夏を楽しむ」展
【会期】 2018年6月13日(水)~ 7月31日(火)
【時間】 9:30~16:30(土曜日は12:00まで)
【休館日】 日曜・祝日(7月1・15・16日を除く)
【会場】
共立女子大学博物館(共立女子学園2号館B1F)
住所 東京都千代田区一ツ橋2-6-1
【アクセス】
・東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町」駅A8出口徒歩1分
・東京メトロ東西線「竹橋」駅1b出口徒歩3分
・東京メトロ東西線「九段下」駅6出口徒歩5分
【入館】 2号館1F入口で入館手続きをしてください。入館無料。
■関連イベント 講演会「夏のきもの―日本女性はきもので夏をどう楽しんだか―」
【講師】 長崎 巌(共立女子大学博物館長)
【日時】 2018年6月23日(土)14:00~15:30
【会場】 共立女子学園2号館(東京都千代田区一ツ橋2-6-1)
【受付】 1階入口にて受付(事前申し込み不要)
●共立女子大学博物館ウェブサイト
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/muse/
●共立女子大学・共立女子短期大学ウェブサイト
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
共立女子大学博物館
住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-1
TEL:03-3237-2665
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/