平成30年8月25日(土)、10月7日(日)にオープンする札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市民交流プラザ内)において避難訓練コンサートが実施され、劇場のスタッフおよび札幌市消防局とともに本学理学療法学科の宮坂智哉教授、鴨志田麻実子助教、理学療法学科の学生が参加。
避難訓練コンサートでは、札幌市消防音楽隊のコンサートを鑑賞しながら、その間で地震、火災が発生したという想定で、約500名の劇場のスタッフおよび札幌市消防局・本学教員と学生が観客を担当し、実際に6階の会場から1階のホールまで階段を使い、避難を行った。
訓練では、北海道科学大学、株式会社サンワ、札幌市消防局の産官学共同研究で開発した車いす用階段避難車も出動。
本学教員および学生も加わり、車いす利用の観客を想定して、車いすに乗ったまま介助者1名で、6階のホールから階段を降りて、建物内1階のホールまで、安全に、迅速に避難できることを確認した。
本学はこれからも市民の安全、安心な生活を支援する取り組みを続けていく考えである。
■札幌文化芸術劇場hitaru
札幌市中央区の「さっぽろ創世スクエア」(2018年5月31日竣工)にある文化施設。
札幌文化芸術交流センター、札幌市図書・情報館とともに「札幌市民交流プラザ」を構成している。(2018年10月開業)
■車いす用階段避難車
平成28年に総務省消防庁の公募事業「消防防災科学技術研究推進制度」に採択され、宮坂教授と同じ研究グループの川嶋恵子准教授、鴨志田麻実子助教と共に、札幌市消防局、株式会社サンワと産官学連携して開発。
▼本件に関する問い合わせ先
地域連携・広報課
渡部 俊也
住所:北海道札幌市手稲区前田7条15丁目4-1
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メール:chiiki@hus.ac.jp
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