愛知大学と同大の創設者・本間喜一の出身地である山形県東置賜郡川西町は、給付型奨学金「山形県川西町・愛知大学 本間喜一奨学金」を創設する。これは、東北六県(青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)から同大地域政策学部地域政策学科(愛知県豊橋市)に進学した学生を対象に、同町から4年間で総額300万円が給付されるというもの。2019年度入学者に対しての募集は2019年4月~5月に実施し、申請書類や面接で3名以内を奨学生として決定する。
愛知大学は2014年、山形県置賜郡川西町と「連携・協力に関する協定」を締結した。これは、同大の創設に中心的に関わった故・本間喜一(1891-1987)氏が同町出身であったことが縁で結ばれたもの。この協定により、同町でのフィールドワークや共同研究などの交流・連携事業を展開している。
このたび、その一環として「山形県川西町・愛知大学 本間喜一奨学金」を創設する。これは、卒業後に地域貢献を志す人材の育成を目的とした給付型奨学金で、「川西町本間喜一顕彰基金」を活用したもの。本間氏の「地域貢献者の育成」という愛知大学創設時の思いから、同町のみならず東北六県を対象とし、同大地域政策学部へ進学する学生に給付する。
概要は以下の通り。
◆山形県川西町・愛知大学 本間喜一奨学金
【奨学金額(給付型)】
総額300万円 ※年額75万円 4年間継続支給
※山形県川西町より給付します(初年度は8月給付予定)。継続には条件があります。
【奨学生数】
3名以内
【対象学部】
地域政策学部 地域政策学科
【申請資格】
以下の条件にすべて該当する者。
(1)地域政策学部地域政策学科に入学した者。
(2)申請者が在学していた高等(中等教育)学校等の所在地および申請者の保護者の居住地が東北六県の者。
【奨学金給付条件】
愛知大学在学中の3年次終了までに、山形県川西町にて実施するインターンシップを2回行うこと(各5日間)。
【奨学金給付までのプロセス】
(1)2019年度入学者に対し募集(2019年4月~5月)
(2)奨学金給付申請(2019年5月~6月)
(3)申請書類等により面接(2019年6月~7月)※豊橋校舎で実施(予定)
(4)奨学金給付決定(2019年8月)※4月に遡及し給付
【その他】
(1)学生の身分を失ったとき、学則の定めにより停学または退学の処分を受けたとき等は、奨学生の資格を取り消し、当該年度の奨学金を返還していただきます。
(2)3年次終了時までに、山形県川西町にて実施するインターンシップを2回行わなかった場合は、4年次の奨学金は給付いたしません。
※2018年11月現在のものであり、都合により内容変更、または見直しがなされることがあります。
【お問い合わせ先】
愛知大学企画部入試課 TEL(052)937-8112・8113(平日9時00分~17時00分)
●川西町本間喜一顕彰基金
川西町出身で愛知大学を創設した本間喜一氏を顕彰するとともに、同大への就学支援や交流事業を通じ人材育成を図る目的で同町に寄付された資金を活用して設置。
●地域政策学部
http://www2.aichi-u.ac.jp/college/region
●山形県置賜郡川西町
(TOPページ)
http://www.town.kawanishi.yamagata.jp/
(交流に関するページ)
http://www.town.kawanishi.yamagata.jp/machinojoho/koryu/
▼本件に関する問い合わせ先
愛知大学企画部入試課
TEL:052-937-8112・8113(平日9:00~17:00)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/