ポーラ美術館 館長交代のお知らせ
- 2023年06月30日
- 10:00
- ポーラ美術館
- エンタメ
企画展覧会 シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」
12月15日(日)・1月11日(土)・12日(日)
フランス文学者であり、シュルレアリスムの研究者としても知られる巖谷國士氏をお招きし、展覧会の開幕日に記念講演会を開催します。20世紀最大の芸術運動であるシュルレアリスムの魅力を明らかにし、フランスにおけるシュルレアリスムと、日本で独自の展開を遂げた「超現実主義」との相違についてお話頂きます。また、日本にシュルレアリスムを紹介した美術評論家・瀧口修造の没後40周年を迎えるこの機会に、彼の功績をあらためて検証します。
「シュール」な状況や出来事はなぜ笑いにつながるのか―。20世紀において最も大きな影響をおよぼした芸術運動であるシュルレアリスムを源泉とする、「シュール」な世界観と笑いの関係に迫ります。敷居が高いと思われがちな美術をわかりやすく、かつ面白いものとして人びとに伝える“アートテラー”、とに~さんをお招きした、本展の担当学芸員との対談形式のトークイベントです。
箱根駅伝にちなみ、学芸員がタスキをつなぎ、1回30分のトークを10回連続で行うギャラリートーク駅伝。開催以来好評を頂き、全回通して参加する「完走者」が毎年いるイベントです。今回は、フランスで生まれたシュルレアリスムの絵画への広がりや、日本で独自に発展した「シュール」という世界観への変遷を、ダリやマグリットなどの作品を通してご紹介します。また、印象派のモネやルノワールなど、ポーラ美術館を代表する名画も登場。学芸員たちが全力でタスキをつなぎ、作品の見どころや魅力をご紹介します!
2019年はシュルレアリスム誕生から100年の節目にあたります。フランスで誕生したシュルレアリスムは、理性を中心とした意識では捉えきれない新しい現実を表現することを目指して始まりました。この100年で変遷を遂げたシュルレアリスムの展開と、フランスから日本、そしてアメリカ、アジアにいたるまでのシュルレアリスムの広がりを約100点の絵画、版画によってたどります。■ポーラ美術館について
2002 年に神奈川県箱根町に開館。ポーラ創業家二代目の鈴⽊常司が40 数年間にわたり収集した、⻄洋絵画、⽇本の洋画、ガラス⼯芸、古今東⻄の化粧道具など総数約 1 万点を収蔵。
・開館時間︓9︓00-17:00(入館は 16︓30 まで)
・休館⽇︓無休(展⽰替えのための臨時休館あり)
・所在地︓神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
・TEL︓0460-84-2111