愛知大学三遠南信地域連携研究センター(愛知県豊橋市)は2月15日(土)に「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」を開催。愛知大学三遠南信地域連携研究センター長で同大学地域政策学部の戸田敏行教授による基調講演のほか、「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」をテーマとしたパネルディスカッションを実施する。このシンポジウムは、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択された取り組み「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」の一環となるもの。越境地域政策に興味を持つ人であれば、誰でも無料で参加できる。事前申し込み不要。
2005年に岩手県雫石で始まった「軽トラ市」は全国で100以上が開催され、地方創生の重要な戦略となっている。特に、2019年11月4日には、「東京モーターショー2019」においても開催され、自動車とまちの関係を示すモデルとなった。また、2019年12月7・8日には掛川市で第6回となる「全国軽トラ市inかけがわ」が開催され、全国的な「軽トラ市」のネットワーク化も進んでいる。
特に、三遠南信地域には、三大軽トラ市と言われる新城市「しんしろ軽トラ市のんほいルロット」や、磐田市「みんなで軽トラ市いわた☆駅前楽市」、掛川市「かけがわけっトラ市」などが開催されている。いずれもが全国軽トラ市の開催を経験した「軽トラ市」の拠点地域となっており、「第2次三遠南信地域連携ビジョン」においても「軽トラ市」が重点プロジェクトとなっている。
一方、CASE(Connected、Autonomous、Shared&Service、Electric)と言われるように自動車の未来が大きく変化し始めており、東京モーターショーで「軽トラ市」が開催されたように、軽自動車の将来変化と軽トラ市とが連動することが、重要な要素となっている。
愛知大学三遠南信地域連携研究センターは、これまでに「軽トラ市」に関する全国調査や個別「軽トラ市」に関する様々な実態調査を蓄積しているが、本シンポジウムでは、「軽トラ市」の実態を踏まえて、軽自動車の未来と地域連携の立場から、「軽トラ市」の将来を考える。
概要は下記の通り。
◆愛知大学三遠南信地域連携研究センター「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」概要
【日 時】 2020年2月15日(土) 13:30~17:00
【場 所】 愛知大学豊橋キャンパス 本館5階第3・4会議室(愛知県豊橋市町畑町1-1)
【主 催】愛知大学三遠南信地域連携研究センター
【問合せ先】
愛知大学三遠南信地域連携研究センター (〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1)
TEL: 0532-47-4157
FAX: 0532-47-4576
E-mail: sen-center@ml.aichi-u.ac.jp
【プログラム】
●基調講演「軽トラ市の特性と将来展開」
講演者
・戸田敏行(愛知大学三遠南信地域連携研究センター長・愛知大学地域政策学部教授)
●パネルディスカッション「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」
パネリスト
・伊藤二三男(スズキ(株)四輪商品第三部チーフエンジニア課長)
・原川知己(三遠南信地域連携ビジョン推進会議事務局長)
・峯岸歓雄(一般社団法人全国軽自動車協会連合会管理部企画課長・広報課長)
・森一洋(しんしろ軽トラ市のんほいルロット運営リーダー)
コーディネーター
・戸田敏行(愛知大学三遠南信地域連携研究センター長・愛知大学地域政策学部教授)
詳細は下記URL(愛知大学三遠南信地域連携研究センターサイト内ページ)を参照。
http://edu.aichi-u.ac.jp/san-en/category/info
■「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」
文部科学省の2018(平成30)年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択されている取り組み。愛知・静岡・長野の県境地域を対象とした「越境地域マネジメント研究」を愛知大学に拠点化し、その実用によって縮減する社会に持続性を生み出すとともに、全国県境地域への波及効果を目指す。
参考:
http://www.aichi-u.ac.jp/profile/fund/branding
○愛知大学 三遠南信地域連携研究センター
http://edu.aichi-u.ac.jp/san-en/
(関連記事)
・愛知大学の学生が東京モーターショー2019で「軽トラ市」に関する研究成果を発表 -- 三遠南信地域連携研究センターの戸田敏行教授のゼミが参加(2019.11.29)
https://www.u-presscenter.jp/2019/11/post-42769.html
・愛知大学の三遠南信地域連携研究センターが1月25日に第7回「越境地域政策研究フォーラム」を開催 -- 豊橋技術科学大学の大西隆学長が基調講演(2020.01.10)
https://www.u-presscenter.jp/2020/01/post-42956.html
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