実践女子大学と実践女子大学短期大学部(東京都日野市、学長:城島栄一郎)は、WEBによるオンライン就職相談サービスを4月から提供しています。新型コロナウイルス感染(コロナ禍)の予防や学生の利便性向上の一環で、学生が自宅に居ながら就職相談を受けられるようにしました。
就職支援講座のオンデマンド動画配信も、5月22日からスタートさせます。
オンライン就職相談サービスは、学生総合支援センターキャリア・生活支援課が本学の大学4年生と短大2年生を対象に4月6日から開始しました。キャリアコンサルタントの国家資格を持つキャリアアドバイザーが、ビデオ会議システムを使い、就職活動に関する学生の相談に対応。4月末までに延べ200人以上の学生が利用しています。(※1)
コロナ禍で就職活動(就活)が思うように進まない学生の不安解消や、円滑な就活の実現に向けたきめ細かいフォローに役立てるのが狙いです。相談受け付けは、平日の午前10時から午後4時まで。学生1人平均約30分間の相談時間を利用して、エントリーシートなどの書類添削や面接練習などもマンツーマン指導で行っています。
また、渋谷キャンパスでは相談件数が多いため、5月15日から相談員に大学職員も加えました。キャリアアドバイザーと大学職員の二本立ての相談体制を敷き、オンライン就職相談対応を強化します。(※2)
他方、就職支援講座のオンデマンド動画配信も5月22日から開始します。本学の大学3年生と短大1年生が対象で、インターンシップや筆記試験の各対策などを行います。これにより、就活の準備を行う学生に必要な支援を「いつでも、どこでも、必要な時に提供できる環境」を整えます。(※3)
コロナ禍の影響による日本経済の停滞が、今後の企業の採用活動にどの程度影響を与えるのかについて、学生の皆さんは多くの不安を抱えています。本学の学生総合支援センターキャリア・生活支援課は、学生一人ひとりに寄り添う支援を一層強化し、ICTを活用したより利便性の高いサービスを充実させていきます。
【補足】
(※1) キャリアアドバイザー
キャリアコンサルタントは、本学の日野キャンパス(東京都日野市)と渋谷キャンパス(同渋谷区)に、それぞれ3人ずつ配置しました。3日に1度、3人のうち1人が終日、各キャンパスの学生の相談に応じています。
(※2) 相談体制の強化
キャリアアドバイザー1人による相談能力は、1日当たり最大で7件です。これまでは日野と渋谷の各キャンパスで、それぞれ1人のキャリアドバイザーが終日相談に対応してきたため、1日最大でも14人の学生の相談しか受け付けることができませんでした。
相談件数の多い渋谷キャンパスでは、15日から大学職員も相談員に加わることで、1日当たりの相談能力はキャリアアドバイザー、大学職員の2人体制に強化され、倍増します。大学職員の空き時間にもよりますが、両キャンパスで1日当たり学生20人以上の相談を受け付ける体制の実現を目指しています。
(※3) オンデマンド動画配信
就職支援講座のオンデマンド動画配信は、民間のクラウド型の教育支援サービス「manaba」により提供します。放映時間は1本当たり20~30分間です。「就職ガイダンス」「インターンシップ準備講座」「応募書類の書き方」「マナー講座」(いずれも仮称)などのコンテンツのアップを予定しています。
閲覧可能な動画数は、22日のスタート時は5本程度ですが、今後月10本のペースで増やす計画です。コンテンツは、外注による制作に加えて、このうち1~2割を職員が自作する予定です。
【プレスリリースや本件の取材に関するお問合せ】
本学は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いキャンパスを閉鎖しております。
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学校法人 実践女子学園 経営企画部 広報課: koho-ml@jissen.ac.jp
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