明星(めいせい)大学(東京都日野市)デザイン学部では、3年生必修科目「企画表現演習5」において、地域の課題を解決するデザインに取り組んでいます。取り組み5年目の今年度は八王子市役所より示された4つの課題について、八王子市の活性化につながる20の提案を行いました。
プレゼンテーションは7月25日、八王子市役所職員の方々をお迎えし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン上で行われました。
◎八王子市役所より示された4つの課題
A:八王子農業のブランド力向上に繋がる企画提案
B:鹿島・松が谷地域の魅力を伝える提案
C:高齢者の社会参加を促す提案
D:学生の地元企業への就職率向上策
100名を超える学生が20チームに分かれて行った八王子市の活性化につながる20の提案は、特設サイト
https://kenkyu.hino.meisei-u.ac.jp/k5-2020/ よりご覧いただけます。
◎八王子市の活性化につながる提案 ピックアップ
A:八王子公認野菜(八王子農業のブランド力向上に繋がる企画提案より)
「八王子公認野菜」とは、八王子産の多品種多品目の野菜を対象としたブランド名です。等級の基準を設けており、満たした野菜が認定されます。店頭にて一目でわかるよう、公認マーク・シールなどを制作します。さらに、知名度を高めるためPR活動を積極的に行い、SNSで「野菜に関するクイズ」を拡散し、公式HPにつなげます。
B:おやすみ、緑の広場(鹿島・松が谷地域の魅力を伝える提案より)
「おやすみ、緑の広場」は、自然と人との触れ合いの場を作ることで、鹿島松が谷地区の最大の魅力である豊富な自然を楽しむことができる企画です。公園にハンモックを設置してリラックスできる「ハンモックでリラックス」と、自然を気軽に体験する「ナチュラルワークショップ」の二つの提案です。これにより、公園が活用されていないという問題を解決し、地域の魅力を内外に発信していきます。
C:作っ展。 (高齢者の社会参加を促す提案より)
「作っ展。」とは、高齢者の日常を知ってもらうために、八王子市にあるシニアクラブの活動で制作した作品を大学の文化祭で展示するという企画です。出席者の方にも展示会に来場していただくことで、高齢者と大学生を始めとする来場者とが交流する機会が生まれます。「作っ展。」のコンセプトは、「高齢者が他の世代に向けて趣味の作品を展示することで社会参加をする」です。
D:connect with C~働く人の魅力に触れる7日間~(学生の地元企業への就職率向上策より)
八王子の学生が、企業で働く魅力的な人々と直接触れ合うことで、仕事自体の魅力を発見するためのイベントです。インターンに比べ、事前準備や受け入れ時の負担を無くし、企業が参加しやすい仕立てにしました。企画を通して、学生が働く人の魅力を知り、市内企業への就職率向上を目指します。
○八王子活性化プロジェクト2020 特設サイト
https://kenkyu.hino.meisei-u.ac.jp/k5-2020/
▼本件に関する問い合わせ先
学長室広報チーム
井上
TEL:042-591-5670
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/