実践女子大学と実践女子大学短期大学部(東京都日野市、城島栄一郎学長)は9月10日(木)午後から、新型コロナウイルスの感染拡大(コロナ禍)を受け、新入生同士が交流を深める「学生生活スタートアップ ワークショップ」講座をオンラインで開催します。学内行事の中止や授業のオンライン化などに伴い学生がキャンパスに足を運べず孤独感を深めるなか、協働ワークなどを通じて新入生が互いに知り合うきっかけを提供します。
ワークショップは、大学や短期大学部に入学後、キャンパスに一度も来たことのない新入生を対象に、10日(木)、11日(金)、15日(月)、16日(火)の4日間かけて行います。大学や短期大学部の新入生は約1,250人おり、参加は任意です。同じ学科や専攻で学ぶ新入生同士が交流を深めることが狙いで、英文学科や日本語コミュニケーション学科などに分かれて実施します。
参加者が約1時間半、「メイン講座」として取り組むプログラムは、「ソーシャルスタイルチェック」や協働で行う課題解決ワークなどです。このうち、ソーシャルスタイルチェックは、簡単なテスト(16の質問)で自分のコミュニケーションの癖を知ることができ、これからの良好な人間関係の構築に役立ててもらいます。課題解決ワークは1グループ5~6人に分かれて「あのサークルブースはどこ」という協働学習に取り組みます。同じ学科や専攻で学ぶ学生同士の友達づくりの一環で、チーム対抗で課題解決を競い合います。
また友達づくりの一環では、メイン講座終了後に学内サークルの説明会も実施します。13サークルの代表者が集まり、新人の獲得に向け、活動内容を新入生にアピールします。
〈実施内容〉
■日程/対象学科
「メイン講座」(90分)、サークル等紹介(約15分×3クール)
・午前 10:00~11:30(11:40~12:25にサークル団体の時間)
・午後 13:30~15:00(15:10~15:55にサークル団体の時間)
○9月10日(木)
午後 生活環境学科
○9月11日(金)
午前 現代生活学科、生活文化学科
午後 日本語コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科
○9月14日(月)
午前 国文学科
午後 英語学科
○9月15日(火)
午前 美学美術史学科
午後 人間社会学部
■対象 学部1年生、短期大学部1年生 計1,250人
■場所 ZOOMを活用(学生は自宅から受講が可能)
(補足)
1.メイン講座のコンテンツ
・ワーク(1) キーワード自己紹介
【目 的】 自己開示
【概 要】 キーワード(趣味、中高時代の部活、最近ハマッていること...等)の付いた自己紹介ワークシートに沿い、グループ間で自己紹介をします。自己開示することで、共通点を見つけたり、お互いのことを理解し、短時間で親睦を深めていきます。
・ワーク(2) ソーシャルスタイルチェック
【目 的】 コミュニケーションの癖を理解する。
【概 要】 ソーシャルスタイルは、リードとメリルが1968年に提唱した「我々は人と接する時、習慣化された特定の行動をとる」という理論に基づき、観察できるその行動傾向を「ソーシャルスタイル」と呼びます。今後より良い人間関係を築くために、簡単なテストから自分のソーシャルスタイル(コミュニケーションの癖)を理解します。
・ワーク(3) 協働学習
【目 的】 協働学習の興味喚起
【概 要】 20の断片的な情報をグループ間で分担し、コミュニケーションをとりながら情報を整理し、チーム対抗で答えを見つけていきます。課題は「あのサークルブースはどこ?」。一つの課題を全員で力を合わせて解決するプロセスで、協働学習の楽しさを体感します。
2.説明会に参加する学内サークル
サッカー部、ラクロス部、ATLASチアリーディング部、ソフトボール部、装道同好会、能楽研究部、放送研究部、広告研究部、学友会執行委員会(渋谷キャンパス)、競技ダンス部、マンドリンクラブ、国際観光研究部、書道部 (以上13サークル)
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 実践女子学園
経営企画部広報課
住所:〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
TEL:042-585-8804
メール:koho-ml@jissen.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/