青山学院大学と日本赤十字社は2020年10月16日(金)に、ボランティアの育成における、相互の連携・協力の推進を目的として、ボランティア・パートナーシップ協定を締結した。
青山学院大学と日本赤十字社は2020年10月16日(金)に、国際社会における人道的課題に取り組むボランティアの育成における、相互の連携・協力の推進を目的として、協定を締結した。
赤十字の思想と運動は、1859年のソルフェリーノの戦いに接したスイス人実業家アンリー・デュナンが、傷つき苦しんでいる兵士を敵・味方の区別なく救う活動に自ら献身したことに始まる。その思想を受け継ぎ、日本赤十字社は「人間のいのちと健康、尊厳を守る」という使命に基づいて、国内外で人道的任務に取り組んでいる。
青山学院大学は「地の塩、世の光」をスクール・モットーとし、広く世界に目を向け、自ら問題を発見し、その解決策を探し、すべての人と社会のために光を灯し、導きとなる人材の育成に創設当初より努めてきた。「地の塩、世の光」として社会に貢献する人の教育研究共同体であり、地球規模の視野に基づく正しい認識をもって、自ら問題を発見し解決する知恵と力をもつ人材を育成することを理念としている。また、「地の塩、世の光」を体現するサーバント・リーダーの育成に向けた「青山学院大学ボランティアセンター」を2016年に設立。専門のコーディネーターと学生スタッフによって運営されている。
日本赤十字社と青山学院大学は、国内外の人道的な課題の解決には、リーダーシップとイニシアチブをもって問題にあたる若者の力が不可欠であるとの認識を一にし、特に若者に、ボランティア活動を通して今日の人道的な課題に取り組むよう呼びかける。また、国際社会におけるさまざまな人道的課題に対する理解を深めるための積極的な学びの必要性も呼びかける。
日本赤十字社は、このような観点から、協定に基づいてボランティア活動の情報およびプログラムを青山学院大学に提供し、青山学院大学と協力して国際社会における人道的課題に取り組むボランティアの育成を行う。青山学院大学は、学内でその周知に努めるとともに、学生や教職員、卒業生などに対してボランティア活動への参加を呼びかける。また日本赤十字社と協力して、国際社会における人道的課題に取り組むボランティアを育成する。
なお、2020年10月16日(金)に青山学院大学 青山キャンパスで行われた締結式では、日本赤十字社の大塚義治社長と阪本浩学長が協定書に署名した。
〈主な連携協力事項〉
(1) ボランティアの育成に関する連携
(2) ボランティア活動の実施のための連携
▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL: 03-3409-8159
URL:
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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