~ 10月の全国平均時給は1,122円(前月比プラス11円)。
2017年の集計開始以来、過去最高金額を更新 ~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、アルバイト募集時の平均時給データ(2020年10月度)を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』(
https://baito.mynavi.jp/)に掲載された求人広告データを集計したものです。
【TOPICS】
<全国>
- 10月の全国平均時給は、1,122円(前月1,111円、前年同月1,090円)。2017年の集計開始以来、過去最高金額を更新。【図1】
- エリア別平均時給では7エリア中6エリアが前月比で増加、5エリアが前年同月比で増加した。【図2】
- 職種別平均時給では16職種中6職種が前月比で増加、7職種が前年同月比で増加。【図3】
- 都道府県別平均時給では「東京都」が最も高く1,264円、最も低かったのは「青森県」で876円。【図4】
<関東>
- 関東の10月の平均時給は1,203円(前月1,187円、前年同月1,164円)。前月からは16円増加、前年同月では39円増加。【図2】【図5】
【全国調査概要】
10月の全国平均時給は1,122円となり、2017年の集計開始以来の過去最高金額を更新。2020年10月から発効となった最低賃金の引き上げ額は全国加重平均で1円増だったが、平均時給が上がった主な要因は、時給が高い「医療・介護・保育」の求人数と「関東エリア」の求人数が大幅に増加したことが影響していると考えられる。「関東エリア」の東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、茨城、群馬は、前月比・前年同月比ともに増加した。
エリア別平均時給の前月比は、7エリア中6エリア「関東」「東海」「北海道・東北」「甲信越・北陸」「中国・四国」「九州・沖縄」で増加、「関西」は減少となった。前年同月比では7エリア中5エリア「関東」「関西」「東海」「甲信越・北陸」「中国・四国」が増加、「北海道・東北」「九州・沖縄」は減少した。
職種別平均時給の前月比では16職種(大分類)中、6職種が増加、8職種が減少、2職種が横ばいだった。
前年同月比では16職種(大分類)中、7職種が増加、9職種が減少となった。
都道府県別平均時給では、最も高かったのが東京都の1,264円(前月1,262円、前年同月1,221円)、最も低かったのが青森県の876円(前月865円、前年同月880円)となった。