愛知大学三遠南信地域連携研究センター(愛知県豊橋市)は2月27日(土)に「越境地域政策研究フォーラム」をオンラインにて開催。8回目となる今回は、SMBC日興証券顧問の佐々木浩氏による基調講演のほか、「スーパー・メガリージョンの国土計画的変容」「都心拠点地区エリアマネジメントの地域計画的展開」「大都市圏中間地域の地域計画的展開」の3つをテーマとした研究発表会を実施する。このフォーラムは、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択された取り組み「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」の一環となるもの。要事前申し込み。参加費無料。
三遠南信地域連携研究センターは、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」制度における「越境地域政策研究拠点」として、国内外の越境地域を対象とした政策研究を行っている。
その取り組みの一環として、8回目となる研究フォーラムを2月27日(土)にオンラインにて開催する。当日は、SMBC日興証券顧問の佐々木浩氏による基調講演や、3つのテーマでの研究発表会を行う。
概要は下記の通り。
◆愛知大学三遠南信地域連携研究センター 第8回「越境地域政策研究フォーラム」概要
【日 時】 2021年2月27日(土) 10:00~17:40
【場 所】 オンライン(ZOOM)
【主 催】 愛知大学三遠南信地域連携研究センター
【参加費】 無料
【申込み・問合せ先】 お申し込みは下記のFAXまたはE-mailまで。
愛知大学三遠南信地域連携研究センター (〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1)
TEL: 0532-47-4157
FAX: 0532-47-4576
E-mail: sen-center@ml.aichi-u.ac.jp
【プログラム】
《午前の部:講演会》 10:00~12:00
●あいさつ 川井伸一(愛知大学学長)
●趣旨説明 戸田敏行(三遠南信地域連携研究センター長・愛知大学地域政策学部教授)
●基調講演「越境的な広域行政制度の現状と課題」
佐々木浩(前総務省自治大学校長・SMBC日興証券顧問)
●コメント・質疑応答
・登壇者:佐々木浩、後房雄(愛知大学地域政策学部教授)、入江容子(愛知大学法学部教授)
・コーディネーター:菊地裕幸(愛知大学地域政策学部教授)
《午後の部:研究発表会》 13:00~17:40
●愛知大学特別重点研究「スーパー・メガリージョン形成に関する実証的研究」
■テーマ1:スーパー・メガリージョンの国土計画的変容
「ポストリニアの東海道新幹線利活用意向について」 鈴木伴季(愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究員)・戸田敏行・高橋大輔(東三河地域研究センター)
「広域連携の課題と展望-水平的連携、垂直的補完と自主性・自立性-」 入江容子
「産業知識の地域集積に関する実証研究-自動車部品産業を対象に」 蒋湧(愛知大学地域政策学部教授)
「リニア中央新幹線Post COVID-19への視点-整備新幹線沿線から考える」 櫛引素夫(青森大学)
「コロナ禍における県境地域づくりの考察-『信越県境地域づくり交流会』の取組を通じて-」 内海巌(上越市創造行政研究所)
・コーディネーター:戸田敏行
■テーマ2:都心拠点地区エリアマネジメントの地域計画的展開
「ささしまエリアマネジメントにおける交流機能の形成について」 内山志保(愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究助教)・戸田敏行・永柳宏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
「地域における事業承継の現状と課題について-沖縄県・愛知県に関するアンケート調査の比較から-」 打田委千弘(愛知大学経済学部教授)
「リニア中央新幹線の時間価値(料金の設定)」 神頭広好(愛知大学経営学部教授)・竹内啓仁(日本福祉大学)・駒木伸比古(愛知大学地域政策学部教授)
・コーディネーター:神頭広好
■テーマ3:大都市圏中間地域の地域計画的展開
「三遠南信地域における研究蓄積の「可視化」-地理学関連文献を対象として-」 駒木伸比古・村山徹(名古屋経済大学)
「中山間地域の社会的価値」 岩崎正弥(愛知大学地域政策学部教授)・黍嶋久好(愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究員)
「合併と地域」 鄭智允(愛知大学地域政策学部教授)・堀内匠(地方自治総合研究所)
「軽トラ市におけるノウハウ移転」 徐非凡(愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究助教)・戸田敏行
「軽トラ市におけるコロナ対応」 鈴木良尚(愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究員)・戸田敏行・鈴木伴季
・コーディネーター:駒木伸比古
※研究会発表者等、詳細は下記URL(愛知大学三遠南信地域連携研究センターサイト内ページ)を参照。
http://edu.aichi-u.ac.jp/san-en/info/
■「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」
文部科学省の2018(平成30)年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択されている取り組み。愛知・静岡・長野の県境地域を対象とした「越境地域マネジメント研究」を愛知大学に拠点化し、その実用によって縮減する社会に持続性を生み出すとともに、全国県境地域への波及効果を目指す。
・参考:
http://www.aichi-u.ac.jp/profile/fund/branding
○愛知大学 三遠南信地域連携研究センター
http://edu.aichi-u.ac.jp/san-en/
(関連記事)
・文部科学省共同利用・共同研究拠点「越境地域政策研究拠点」愛知大学三遠南信地域連携研究センターが2月27日に「越境地域政策研究フォーラム」を開催(2016.01.22)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-35017.html
・愛知大学三遠南信地域連携研究センターが1月28日に「第4回越境地域政策研究フォーラム」を開催(2017.01.06)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-36664.html
・愛知大学三遠南信地域連携研究センターが2月10日に「越境地域政策研究フォーラム」を開催 -- 東京大学空間情報科学研究センターの柴崎亮介氏が基調講演(2018.1.30)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-38762.html
・愛知大学の三遠南信地域連携研究センターが1月25日に第7回「越境地域政策研究フォーラム」を開催 -- 豊橋技術科学大学の大西隆学長が基調講演(2020.1.10)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-42956.html
▼本件に関する問い合わせ先
企画部 広報課
住所:名古屋市東区筒井二丁目10-31
TEL:052-937-6762
FAX:052-937-4816
メール:koho@aichi-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/