武蔵大学(東京都練馬区/学長 山嵜哲哉)は、社会実践プロジェクト*の一つ「ACプロジェクト」において学生が制作した作品を「ACジャパン広告学生賞」(公益社団法人ACジャパン主催)へ毎年応募しています。2020年度は新聞広告部門で『伝わる文章/正しく読解』が、テレビCM部門で『それは「夫婦喧嘩」とは呼ばない』が、それぞれ奨励賞を受賞しました。本学の社会実践プロジェクトの作品が入賞したのはこれで13年連続となります。
*社会実践プロジェクトとは?
「講義や実習で得た知識を生かし、社会に向けて自らの知見や主張を積極的に発信していこう」という考えにもとづき、より現実的で実践的な学びを推進するプロジェクト。「ACプロジェクト」のほかに「武蔵テレビプロジェクト」などもあります。
第17回「ACジャパン広告学生賞」受賞作品について
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit.html
■新聞広告部門(応募作品総数529作品) 奨励賞
作品名【伝わる文章/正しく読解】
制作スタッフ:釜谷美葵/社会学部メディア社会学科4年(受賞当時)
この作品について
昨年に引き続き受賞できたことを大変嬉しく、光栄に思います。
この作品は、ソーシャルメディアを利用する際の語彙や文法、表現についていかに意識し注意を払うかを主題としています。広いネットワークを用いて会話する中では、誰に対しても間違いのないような言葉遣いを考慮して取り組むことがメディア・リテラシーの一種です。作品の中では、伝えたかった内容と相手の受け取り方に齟齬が生まれてしまう様子を描きました。このような表現のすれ違いは、トラブルなどの原因となっています。この広告を見た人が、普段のコミュニケーションの際に少しでもこの内容を思い出して頂けたら幸いです。(釜谷美葵)
■テレビCM部門(応募作品総数244作品) 奨励賞
作品名【それは「夫婦喧嘩」とは呼ばない】
制作スタッフ:望月あみ/社会学部メディア社会学科2年(受賞当時)
この作品について
このCMは「モラルハラスメント」について扱ったものです。どのようなCMを作ろうかいくつか案をあげる中で、モラハラを知らない級友が多くいました。新型コロナウィルス感染拡大のニュースの裏で、家にいる時間が長くなったことによるDVや虐待の増加が問題となっていることは広く知られているかと思います。しかし、目に見えない、言葉による暴力であるモラハラについてはあまり知られていなかったのです。それに驚いたことがきっかけで、このテーマに決めました。モラハラは夫婦喧嘩ではなく「見えないDV」である。それを苦しんでいる当事者だけでなく、多くの人に知ってもらいたい。そして一人で抱え込まずに誰かに相談して欲しい。そういう思いで作りました。まさか賞を頂けるとは思っておらず、大変嬉しく思っております。今後も精進していきたいと思います。(望月あみ)
▼本件に関する問い合わせ先
武蔵大学 広報室
西(にし)・齋藤(さいとう)
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