【DRAGON CHEF】父の反対を押し切り、福島から参加した男が涙…

今回は日本独自の食文化“和牛の薄切り” で対決!
口の中で完成する近未来のすき焼き、
ふんだんに使ったスパイスが絶妙な牛肉巻き、
薄切り肉とかぶの握りなど、驚きの料理が続々誕生!!

「ザ・プレミアム・モルツ プレゼンツ 
DRAGON CHEF 2021~サバイバルラウンド~」

5月22日(土)放送分 対戦結果

優勝賞金1000万円! 夢と情熱を持った40歳未満のシェフたちが龍のごとく駆け上がる“若手料理人№1決定戦”「DRAGON CHEF 2021」のサバイバルラウンド!
毎回、総監督・須賀洋介シェフが出す課題に挑み、負けた料理人は脱落していく。
5月22日(土)の結果発表!

◆今回のテーマは、日本独自の食文化『和牛の薄切り』!


16名のファイナリストはすでに6名が脱落し、現在10名。暫定10位の本田孝幸が、今回戦いたい相手として指名したのは3位の高木祐輔と、5位の井上豪希。
3人が今回挑んだテーマは「和牛の薄切り」。牛肉は海外では主にステーキ用としてブロックや厚切りなどで売られており、薄切りにして調理するのは実は日本独自のスタイル。すき焼きやしゃぶしゃぶなどが日本の食文化を豊かにしてきた。今回使ったのは、三重県の中尾教昭さんが飼育した極上の松阪牛。きめ細かいサシと甘みの強い脂が特徴だ。美食家で知られるゲストの高嶋政宏は、その肉を見て思わず「焼きしゃぶで食べたい」と口走り、MC山里が「調理時間、異様に余るでしょうけどね(笑)」とツッコむ一幕も。



まず、中華の高木は、鰹節をまぶして寝かせた牛肉をバーナーで炙る。さらに花山椒などのスパイスを次々と投入する。一方、料理界の新人類、井上は、57度の低温で松阪牛を調理。またオブラートの上に粉末にした飴をのせたり、緑の液体を調合するなど、その様子はまるで実験。見たこともない近未来の「すき焼き」に挑むという。そして現在最下位、そば職人の本田は、肉を炭火焼きに。さらに、そば粉を練りあげていく。


今回、料理を試食したのは、須賀シェフのほか、高嶋政宏、中国料理研究家の小薇(シャウ・ウェイ)、松阪牛を提供してくれた中尾教昭さんの4人。






◆口の中で完成する近未来のすき焼き、ふんだんに使ったスパイスが絶妙な牛肉巻き、薄切り肉とカブの握りなど、驚きの料理が次々と誕生!

最初に料理を披露したのは、中華の高木祐輔。世界最高峰と言われるペニンシュラホテルの中華料理店で7年間修業し、腕を磨いた高木。己の料理道を極めるため、現在は小さなカレー屋でシェフとして働き、世界各地のスパイスを勉強しているという。
そんな高木が今回作った料理は、薄切り肉で野菜を巻いて食べる「水煮牛肉巻」。花山椒や唐辛子などのスパイスと香味野菜で作ったピリ辛だれに、鰹節で風味をつけた肉を漬け込んだ後、バーナーで炙り、焼き肉仕立てに。付け合わせにナスとマコモダケ、チシャトウをのせ、カレーに使われるスパイスを用いた香味油でパンチを効かせた。試食した高嶋は、「スパイスの奥深さを感じる」と気に入った様子。小薇も「中国料理は薄切り肉を使うのが難しいが、これはスパイスが牛肉本来の甘みを生かしている」と讃えた。


2人目は、ファイナリスト唯一のそば職人、福島代表の本田。東京での修業を経て、およそ40年続く蕎麦屋を受け継いだが、その味をめぐって、父からは連日厳しい言葉が。ドラゴンシェフへの参加も反対している父に、何とか認めてもらいたいと、今回ついに蕎麦で勝負に出た。
本田が作ったのは、2品で表現する「松阪牛の懐石」。1品目は、「すき焼き握り」。炭火で焼いた薄切り肉をタネに、塩昆布をまぜたかぶのすりおろしをシャリに見立て、寿司のように握った。卵黄とダシ、甘夏ミカンの酸味を加えたソースをかけ、仕上げはさっぱりと。試食した高嶋は「かぶのおろしがなめらかで、やさしい味」と唸り、小薇も「夏みかんを使ったソースがとてもさわやか」と語った。
本田の2品目は、薄切り肉のお椀「牛南蛮蕎麦」。キモは今大会で初めて用いた、そば粉で作ったそばがき。炭火で焼いて香ばしさを加えた。さらに塩、醤油、みりんで味付けしたかつおだしで、肉とこしあぶらをしゃぶしゃぶに。最後にダシを注ぎ、腕物に仕立てた。試食した中尾は、「香ばしくて、うまい!」と満足げ。しかし須賀は、「松阪牛をおいしく頂くという観点でいうと、ちょっと味が複雑。お椀自体に雑味が出てしまっていて、もったいない」と指摘した。


3人目は料理界の新人類、井上豪希。飲食店を経営していた父の影響で、幼い頃から包丁を握り、独学で料理を覚えたという井上。現在は、料理人や食材の生産者とともに、新商品の開発をプロデュースしている。
そんな井上が今回作ったのは、「松阪牛の冷やしすき焼き」。まず、すき焼きの要素を一度、分解。割り下は、トマトのダシに台湾茶を加えた冷たいジュレ。そこに57度の低温で調理した薄切り肉と、油で炒めた白ネギをのせ、イチジクの葉で作った香味油で香りをつける。最後にすき焼きの砂糖の代わりに、粉末状の飴を溶かしパリパリに仕上げたオブラートを載せ、いわゆるトマトすき焼きを井上流に再構築した。見た目はすき焼きとは程遠いが、甘いオブラートと一緒に食べると、口の中ですき焼きになる仕掛けになっている。試食した小薇は、「すごく新しい。お茶の香りもちゃんとして、東洋と西洋が交わったとてもユニークな発想」と賞賛。須賀は「まさに井上ワールド」と斬新さは認めつつ、「でもちょっと甘さが口に残る。もう少し試作を重ねたら、完璧なものになったのかな…」と話した。

◆今回涙を飲んだのは?
高嶋、小薇、中尾の意見を参考に、最終的なジャッジを下したのは、総監督・須賀。審査結果は、1位が高木、2位が井上。脱落した本田は、福島にいる父親に電話をかけ、負けた事を報告。反対していた父も、「よく頑張りました。ご苦労さん」と息子をねぎらった。


MC山里と敗者が最高の闘いに乾杯する「Last Skål(ラストスコール)」。山里から今の気持ちを聞かれた本田は、「悔しいけど、やっぱり力不足だった」と反省しつつ、「これまで課題がある料理を作ったことがなかったので、吸収できたものは沢山あります」と、ドラゴンシェフに参加できた喜びを語った。





◆次回の「DRAGON CHEF」
次回5月29日(土)は、元大工の異端イケメンシェフ、キッチンに舞い降りたジャンヌ・ダルク、北の個性派フレンチシェフがバトル初参戦!
総監督・須賀の師匠である料理の神様、ジョエル・ロブションが、そのシンプルな調理法で世界を驚かせた食材『ジャガイモ』で、シェフたちはどんな料理を作るのか!?

毎週土曜日 深夜0時5分~0時35分 ABCテレビで放送(関西ローカル)
ABEMAで同時間帯に配信
ABEMAビデオ・TVerで見逃し視聴あり(ABEMAビデオ https://abema.tv/video/title/534-5
※写真をご使用の際は「(C)DRAGON CHEF 2021」表記をお願いします

【5月29日放送の出演者】
MC 山里亮太
アシスタント 増田紗織(ABCテレビアナウンサー)
総監督 須賀洋介(SUGALABO Inc.代表)
ゲスト     河北麻友子ほか

現在残っているファイナリスト(順位は暫定)
1位 山下泰史(福岡) 2位 三和慎吾(山口)3位 高木祐輔(東京)
4位 花田洋平(大阪) 5位 井上豪希(東京) 6位 大野嬉々(三重)
7位 中川寛大(京都) 8位 下國伸(北海道) 9位 三島伴博(大阪)
本件に関するお問合わせ先
朝日放送テレビ株式会社
PRプランニング部(06-6457-4517) 担当:竹内 ippei_takeuchi@asahi.co.jp 井上 tsutomu_inoue@asahi.co.jp
PRプランニング部(03-5472-1417) 担当:高橋 toshihide_takahashi@asahi.co.jp

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この企業の情報

組織名
朝日放送テレビ株式会社
ホームページ
https://www.asahi.co.jp/
代表者
山本 晋也
資本金
10,000 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒553-8503 大阪府大阪市福島区福島1丁目1番30号
連絡先
06-6458-5321

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