シンガポール-Media OutReach-2021年6月7日 - から、True Colors FASHIONでは世界有数のテック企業やファッションブランドと多彩なモデルたちのコラボレーションにより革新的な作品を発表します。True Colors FestivalのYouTubeチャンネルで公開されている、ランウェイショーやキャストへのインタビューからなるこのビデオシリーズは、人間の創造性を最大限に引き出し、テクノロジーがもたらす無限の可能性を表現しています。
視線入力で作品を作るALSクリエイターや、ファッションとして身につける聴覚情報補助装置、子供用の義肢装具、独創的なデザインのトレンチコートなどが登場します。
「コンピュータが発明されて以降、ソフトウェアで問題を解決できるようになり、人と人とのつながりが容易になってきました。今回のファッションショーでは、多様な人々がテクノロジーを駆使したファッションで自分自身を表現することを目指しています。」と語るのは、総合ディレクターを務めるメディアアーティストの
落合陽一 。
視線で音楽を奏でるDJでALS患者の
武藤将胤、広告キャンペーンやファッションのランウェイを飾ってきた聴覚障害のあるモデルの
Pippi、『五体不満足』が累計600万部を超すベストセラーになった
乙武洋匡、網膜色素変性症のあるパラクライミング日本代表選手の
濱ノ上文哉*1などがモデルとして参加。
ロボット工学を応用した義肢装具のスペシャリスト
Xiborg、音の情報を光と振動に変換する
ONTENNA、メジャーブランドで初めて本格的なアダプティブラインを立ち上げた
Tommy Hilfiger Adaptive、デヴィッド・ボウイなどの著名人の衣装を手がけた
KANSAI YAMAMOTOなどの企業とコラボレーションを行いました。
「足がないことが走ることの障害になっていない状態を作りたいと思っています。義足で走ることが日常的になるようにしたい」と
Xiborgの創業者で
ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーの遠藤謙は言います。
本企画は金森香をプロデューサーに迎えたファッションドキュメンタリー、渋谷ファッションウィークでの展示に続くTrue Colors FASHIONの企画第3弾になります。ドキュメンタリーはYouTube (
https://www.youtube.com/watch?v=GHQxCzS-k1o&t=23s )で見ることができます。
なお本企画は一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONALとの共催で、公益財団法人東京都歴史文化財団・アーツカウンシル東京からの助成、Aputureからの協賛を受け開催されます。
Visit: True Colors Festival website (
https://truecolorsfestival.com/program/adaptive-fashion-show-diversity-tech-true-colors-fashion-the-future-is-now/ )