木津川市の住宅街にある「パンとわがしのお店　ｍｏｃｈｉｒｉ」は、オーナーでパン職人の石田沙織さんが焼く“動物パン”が人気のお店。

かわいくておいしいと評判の動物パン！　５年前にオープンしたときは普通のパンを焼いていた沙織さんが動物パンに目覚めたきっかけとは？

パンのイベントに向け、新作の動物パン作りに取りかかる沙織さん。新たに“動物のかわいい仕草”を表現したいと、新作パンに挑みます！


京都府木津川市の住宅街の一角に佇む「パンとわがしのお店　ｍｏｃｈｉｒｉ」は、オーナーでパン職人の石田沙織さんが焼く“動物パン”が人気のお店です。まるで遊園地のように楽しい店内に並ぶのは、焼き立てのパンと和菓子というユニークな組み合わせ。和菓子は沙織さんのご主人で和菓子職人の秀政さんが作っています。



カラフルでキュートな動物パンは「かわいくておいしい」とお客さんに大好評。ネコや小鳥、カエルなど、顔だけでなく動物のカタチをしたパンが多く並びます。同じ動物でも表情やリボンなどを変え、日々、変化をもたせるため、何種類あるかはわからないほど。動物のクッキーも「おいしくてかわいい」と評判です。



「パンとわがしのお店　ｍｏｃｈｉｒｉ」は５年前にオープン。当時は普通のパンを焼いていた沙織さんですが、イベントへ出店した際「動物のパンを焼いて欲しい」と依頼されたことをきっかけに、動物パンに目覚めます。オーダーしたのは、奈良市内にある刺繍ワッペン専門店のオーナーさん。「刺繍で作る動物ワッペン」をテーマに、リアルでかわいい刺繍ワッペンを製作しています。それ以来、動物パンのアドバイスをしてもらう仲になりました。


奈良県生駒市出身の沙織さんは、高校卒業後に大阪の製菓学校に進学し、パンやお菓子作りの基礎を習得。その後、パンメーカーに就職します。ご主人の秀政さんは製菓学校時代の同級生で、お茶の名産地、和束町にある和菓子店の４代目。実は、秀政さんも「動物上生菓子」を作っており、和菓子店の名物になっています。結婚後は、秀政さんの家業である和菓子屋さんを手伝いながら、パンも焼いていた沙織さん。もっと自由にパンを焼きたいと、新たに「ｍｏｃｈｉｒｉ」をオープンしたのです。


　そんな沙織さんがパンのイベントに向け、新作の動物パン作りに取りかかります。今回は“動物のかわいい仕草”を表現したいと、新作パンのアイデアを練る沙織さん。どんな動物パンが完成するのでしょうか？　試行錯誤の日々に密着します。



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