シナリオ・プランニング手法をベースとする人材育成・アドバイザリー事業を通じて、「End-to-End」でのM&Aや、人材育成事業、SDGs関連サービスを加速
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 福島 和宏、以下「DTFA」)は、2021年[12]月[1]日付で株式会社 グリーンフィールド コンサルティング(東京都世田谷区、代表取締役 西村行功、以下「GFC」)より、シナリオ・プランニング手法をベースとする人材育成・アドバイザリー事業(以下「シナリオ・プランニング事業」)を譲り受けいたしました。これによりDTFAは、GFC代表の西村氏をDTFAに迎え、シナリオ・プランニング事業のさらなる展開と、提供体制強化を図ります。
1997年に設立されたGFCは、未来を洞察するために有用なシナリオ・プランニング手法を初めて日本に本格的に導入したファームです。近年では、グローバルにわたる社会課題を解決し事業機会に結び付ける「SDGsイノベーション」プログラムや、20年以上に及ぶシナリオ・プランニングのアドバイザリーのノウハウを活用し、未来からのバックキャスティングにより、起業家の視座で戦略及びビジネスプランを策定する「次世代リーダー育成型研修プログラム」を開発し顧客企業に提供しています。
DTFAは、国内最大級のビジネスプロフェッショナルグループであるデロイト トーマツ グループにおいて、ファイナンシャルアドバイザリーサービスを担い、「M&Aアドバイザリー」、「クライシスマネジメントサービス」の2分野を主要な事業領域とし、グローバル企業から中堅・中小企業まであらゆる企業を対象に、様々な企業の成長局面での支援を通し、企業価値向上に貢献しています。
DTFAは、今回の譲受を受けて、シナリオ・プランニング事業を組み込むことで、「End-to-End」でのM&Aのサービスや、人材育成事業(デロイト トーマツ アカデミー)の体制を一層強化し、企業向けアドバイザリーや育成サービスの拡充を推進します。また、「SDGsイノベーション」プログラム等の実施で培ってきたSDGsを事業戦略に繋げるアプローチを活かし、多くの企業が課題と認識しているSDGsに関連したサービスの展開についても加速を進めていきます。具体的には、未来起点でSDGs17ゴールの相互連関性に着目し、システム解としてのソリューションを事業案として案出する、ユニークなアプローチを拡大します。